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2006-05

わが家がロケ地に。

リビング1


なぜ、この日記を10日間も更新できなかったかと言うと…。

風の色は、北海道で行われるCM、ドラマ、映画等の撮影の企画段階から関わり、求められている撮影地を探し出し、その許可申請を行い、専門技術のスタッフや機材の手配、宿泊から食事まで、やってきたロケ隊が帰るまでのすべてをお世話(コーディネイト)する、ロケーションサービスを事業の柱に据えています。

今回受注したあるCMでは、住宅地の町並みとそこに走る道路、それから窓からの風景の抜けが良い住宅の室内、という二つの命題があり、企画者や監督、カメラマンの方々のイメージに合う場所を探すいつもながらの業務をこなしていたのです。季節の想定は秋冬ということで、担当のヒサシは新緑の季節を迎えている北海道の中でも、釧路、旭川、稚内など、道央圏よりも少しでも春の遅いエリアの事前資料を提出していました。が、下見(ロケーションハンティング、所謂ロケハン)に来た東京のメインスタッフは、住宅地のイメージが合う札幌小樽圏を集中して見ることを希望した末に、僕の住んでいる小樽市の某所にやって来ました。

別件で動いていた僕の携帯電話に、ヒサシから「今監督さんたちと、星野さんのベッドルームにいます」とという連絡が入ったのはその頃。
それからはトントン拍子で、ナント室内撮影はわが家に、住宅地の道路はその周辺道路に決定してしまったのです。

しかしながら、僕のウチに決まったのは僕のうちが素敵だったからという訳ではなく、僕のウチのリビングからの風景がよろしかったのと、そのまわりの家並み等が皆さんのイメージに合ったのですね。何を言わんとしているかというと、撮影に使用する僕のリビングは、その調度のすべてを美術担当の方の采配によって入れ替えることになったのです。その準備に丸一日かかり、その前日までにリビングをカラにしなくてはなりません。

昨日、僕のうちには某有名引っ越し屋さんの2トントラックがやって来て、リビングと隣接する和室と食堂の家財を運び出しました。撮影終了まで倉庫に保管するためなのです。


横浜から小樽に移り住んでから、14年ぶりにリビングの床すべてが顔を出した。
リビング2


昨日から星野家は小樽市内のホテル住まいです。
リビング、食堂、和室の家財がテレビにいたるまでなくなって、今朝は東京と札幌の美術さんが部屋の「改装」に入っているからです。玄関からリビングまでの通路を養生用の毛布が覆い、明日の撮影機材搬入、カメラテストに備えて、床にはパンチカーペット等が敷き詰められました。ソファ、テーブル、小道具の類いが次々に運送業者によって東京から運ばれてきます。画面に入り込む新緑を避けるために、冬枯れの大木も大きなトラックでやってきます。明日から本番の6月2、3日にかけて、車両は東京からの3台を含む約20台。その駐車スペースを確保するために、近隣の大きな空き地の地主さんに交渉して使用を許可してもらっています。

出窓の天板は、実際のものの上から部分だけイメージの色と厚さのものが作り付けられ、同様に壁に関しても、本物の壁の手前に板を立て、そこに明るい色の壁紙を経師屋さんが素早い手際で貼っていきます。
リビング3





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アイヌネギはシーズン終盤。


先日もご案内した「風の通販生活」による、北海道の春最強の恵み『アイヌネギ』のおすそ分け。お陰様でご好評をいただいています。
http://www.kazenoiro.co.jp/

先日も、住み慣れた北海道から、昨年九州に移住されたという方から、「どうしても春になるとアイヌネギが懐かしくて」とご注文をいただきました。ご自分でも採取していたというその方が、ほかのサイトといろいろ比較検討した結果、風の色のアイヌネギを選んでくださいました。なんと光栄なことでしょう!

シーズンはもう終わりに近づいています。アイヌネギは北海道の春の歳時記であり、縁起物です。いまなら、まだ間に合います。ぜひ!

ねぎ2

櫻狂い2

しだれ


三番手は「平安しだれ」。
北海道で“しだれ櫻”は大変珍しいのだと、昨日テレビで言っていた。濃い赤の小さなつぼみが可愛らしい。

朝里川温泉側の山を背景にしているのがソメイヨシノ。
しだれ櫻は、隣家との通路がある側にしつらえた枕木のデッキに開けられた穴から、ニョキッと突き出しているのです。

ぎょい

最後に、これも珍しい黄色い花を咲かすのは御衣黄。
近所の散歩人で、秘かにこの櫻の開花を楽しみにしている人は多い。正面玄関側のシンボルツリー的存在。

4本それぞれに開花時期がずれているので、星野家の自家製花見はお楽しみの期間が長いのです。




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櫻狂い。

雨宿り1


先にも書いたけれど、僕の家の庭には、猫の額のくせに櫻が4本植えてある。

おなじみソメイヨシノについては書いたばかりなので、残りの3本の状況を記しておこう。海のあるわが家一番の眺望を背景にした「雨宿り」。純白の櫻はけっこう珍しいのではないだろうか。

ソメイヨシノに次いで、花の時期は二番手。
とはいえ、まだまだちらほらの開花だ。

雨宿り2





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八部咲き。

そめい1


昨日の朝、わが家のソメイヨシノ。
昨日の最高気温。東京21度、札幌24度。
何となく嬉しかった。

そめい2


夜半風強く、櫻が心配。
激しく揺れる枝。
リビングの窓からソメイヨシノを愛でてあげる。

今日の札幌は、昨日よりさらに気温上昇して夏日の予定。
気分も高揚、庭のテーブルでこれを書いている。



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アイヌネギはいかが?

06negi1.jpg


4月26日の日記でも予告していましたが、
ついにスーさんとホーさんからこの春の初物アイヌネギ(別名、行者にんにく、キトビロ他)が届きました! 手足指の太い僕の親指(手)とまではいいませんが、中指以上、親指未満という絢爛豪華さです。 

アイヌネギって何? という方はともかく、アイヌネギには食べるのも採るのもかなりうるさいという人でも、どうですこの勇姿、文句あるか! という感じでしょう。上モノ、いえ、極上品と言ってまったくさしつかえないはずです。
収穫地は道南の日本海側とだけ申し上げておきましょう。

昨年も好評をはくした風の色のアイヌネギ・ネット販売、今年も開催です。

ホームページを検索していただければ、数々の販売ページにヒットすると思います。どうぞお好きなだけ比較してください。500g 4.500円、1kg 8,000円、お分けする単位はこれだけです(写真は約650g)。値段だけならもっと安いのはいくらもあると思います。僕らは『スーさんとホーさんのアイヌネギ』に多大なる敬意を払いつつ、切ないほどの憧憬と絶大なる自信を持っています。“まだ葉が開いておらず茎が太い”ことは、アイヌネギの品質の高さ(無論味の良さ)を最も端的に表しています。アイヌネギは成長に非常に時間のかかる植物であることは先の日記でも触れました。

06negi3.jpg


ただ、僕らはこれを専門に商いしている訳ではもちろんなく、ある種「春の縁起物のお裾分け」の感覚で今年もご紹介しています。価格は基本的にスーさんホーさんの労働費と送料です。ひとまず総計5kg 限定、売り切れ御免で希望の方を募ります。さらなる詳細の問い合わせは、メール/info@kazenoiro.co.jp
電話/011-612-5277、FAX/011-612-5288、
ご案内は「web 風の色」http://www.kazenoiro.co.jp/(風の通信販売)にて。

06negi2.jpg





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春の行動力。

にわ1

  
早朝から庭で腕組みをしていた。

4年ほど前に自作した燻製用の竃(かまど)をどうしても移動したくなった。
実用はもちろんだけど、オブジェともして割り合い気に入っているんだ。積雪にやられた垣根のぐしゃぐしゃを撤去したら、竃の後ろ側に思いもよらぬスペースができた。竃を後ろにずらせば、気持ちとはいえ庭が広くなる。それと、ホームセンターで発見した素敵なレンガを枕木と併せて低い塀に仕立てようと思いついた。北海道ではいかにも目隠しの柵とか塀とかで家の回りを覆いつくしたりする人は少ない。

新たな塀の作成によって石垣ぎりぎりまで広がった庭スペースの際まで、竃を後退させればよいと考えた。でも、コンクリートブロックの土台に、枕木と何種類かのアンティークレンガを組み合わせた竃はおそらく数百キロ。移動は困難を極めた。でも、そこはイノシシ年の獅子座生まれ、思い立った瞬間には土台を掘り起こし始めていた。額には大きなタンこぶができ、二の腕からは出血、指先には棘が刺さったけれど、未明のえいやっで、どうにか完了!

春の朝は、楽しい。



後ろから眺めると、

にわ2



全体を正面から見ると…
緑の柵は、大正時代の「葦(よし)戸」に彩色して応用。縦使いで「枝折り戸」、3連の蝶番止めで「屏風仕立て」もある。札幌の骨董屋さんで全6枚を購入した。

にわ3





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悦楽まで、もう一歩。

開花そめい


近頃は何かと忙しくて、随分更新をさぼってしまった。
なんせ目覚めればすぐ庭に出てしまい、
時にはまだ薄暗いうちから、
仕事に出かけるまで「春」を眺めていたりするからだ。

5月7日日曜日、
函館で梅と櫻の同時開花が宣言された。
実に北海道らしい。
「梅は咲いたか、櫻は…♪」
とは唄えない土地柄なのである。

と、思っていたところへ、翌8日月曜日には、
札幌の開花が確認されたとのこと。

わが家の庭には、猫の額のくせに4本の櫻が植えてある。
いずれも、横浜から小樽への移住当初、道内の櫻の名所にして、最も開花の早い松前で、苗木で仕入れて来た。とにかく東京との約一ヶ月の「時差」がたまらず、待ちきれず、毎年のように出かけて行った。
250種類1万本の櫻が町を彩る松前では、一ヶ月にわたって開花時期の異なる櫻が次々に咲くと聞いて、それにあやかって5種類の花の時期の違う櫻を連れ帰って来た。一種類は残念ながらうまく育ててやれなかった(とはいえ、十年近くは頑張ってくれたのだが)ので、現存種は4つである。

トップバッターはおなじみのソメイヨシノだが、今朝はまだこんな感じだった。
ああ、これから花の一挙手一投足に、胸が苦しいひと月を送らねばならない。

もう一枚は、函館の朝市で10数年前に買ったムスカリ。

むすかり




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再会、トゥレベルク工房・国本 貴文。

くにもと1


新貝 伸二さんの絵本の読み聞かせが行われた「L.i.b gallery」のすぐ隣には、偶然にも今年の正月に取材をさせてもらい、この3月まで手がけていた日本航空さんのホームページでご紹介した木工作家・国本 貴文さんの「トゥレベルク工房」がある。

顔を出すと国本さんはいた。
最近納品があった札幌の北星大学の大仕事の直後で、ちょっとした脱力感の中、次の個展のテーマやタイトルについて思いを巡らせていたところだったという。

「世の中のものの多くは、素材がデザインに従っている。でも、初めにデザインありきではなくて、素材(木)が持つ本来の表情を引き出すために、結果として取り入れるのがデザインだと僕は思っている」

という国本さんのコトバというか、姿勢に感銘を受けて、僕はいっぺんに彼のファンになってしまった。だって、作家の観念のみにとどまらず、彼の作品は本当に彼のコトバそのままだと感じられるからだ。

くにもと2


国本さんの仕事場に足を踏み入れると、色も質感も重さも違う木で作られているけれど、サイズとデザインが統一された一輪挿しが120個並んでいる。圧巻である。この一輪挿しが、先ほどの国本さんのコトバを象徴していて、もう他に説明の必要もないのだ(1月20日「国本貴文さんの一輪挿し」参照)。


今回は一輪挿しではないけれど、少し前に作られた国本作品を小樽の自宅に連れ帰った。新しいわが家の仲間は、いったいどこに収まってもらおうか。まったくこの作品のためだけに、拙宅をリフォームしたくなってくる。

くにもと3




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絵本の読み聞かせ。

読み聞かせ。


僕らのロケ関係の仲間で、美術スタッフとしてよく現場で一緒になる新貝伸二さんという人がいる。父上が病床に長くいらしたので、事実上、父上の工務店を継いでいたのだけれど、ご本人がもともと劇団で芝居をしていた関係もあって、われらが舞台美術家「世界のタカダ」に舞台やCMの世界に引き込まれた。

昨年、若くして旅立たれた奥様の一周忌を先月迎え、先々月には父上までお亡くなりになるというご不幸が続き、いろいろ思うところがあって、新貝さんは再び舞台に経つことを考え始めた。役者としての表現もさることながら、これからは絵本の読み聞かせを長く続けて行きたいという。

4月29日土曜日、札幌の盤渓(ばんけい)という山奥にあるギャラリーを借りて、彼が読み聞かせをするというので出かけてきた。
しんかい2

彼の人柄そのままに、飾らない淡々とした語り口で、北海道の絵本作家の作品をいくつか、それから新井満さんの「千の風になって」を朗読。
音響を担当したのは、中学生になるお嬢さんだった。

5月6日、10日、20日、23日にも同じ「L.i.b gallery」(011-622-4392)で『ザ・リーディングシアター “浮谷東次郎の世界”』と題した新貝 伸二さんのシリーズが企画されている。

コトバとその音色だけで紡ぎ出されて行く“読み聞かせ”の世界。こんな世の中だからこそ、大人とか子供とかを超えて、じっくりと向き合い、耳を傾けてみると、何か優しいものが聞こえてきそうな気がする。

しんかい3




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