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2007-12

45年のかけら。

書


長年一人暮らしをいていた母が、認知症の診断を受けたのを期に、横須賀のマンションから僕の住む北海道小樽に連れて行った。8月お盆に発覚、11月の26日に鳴り物入りで移送した。

主をなくしたマンションを売却するために、僕はお盆から9回目の帰省をしている。膨大な母の荷物を片付けないことには、人様に部屋を見てもらえないからだ。クリスマスの三連休にオープンハウスとして公開するために、いよいよ片付けは大詰めの段階だ。今日の夕方、引っ越し屋さんが小樽へ送る荷物と廃棄する残りの荷物を引き取りに来る。それがすべてのタイムリミットだ。

僕が幼稚園の頃から、母の生活は書道家としての時間中心になった。
僕が小学校に出かける頃、毎晩徹夜をしていた母は、いつも眠っていた。
その母の、表装をしていないたくさんの作品の切れ端が出てきた。
僕が北海道にわたってから、僕がプロデュースする形で母の書をロゴ化した、北海道で一番有名な手打ちそば屋さんや、僕の会社、風の色の社名や、呉服屋さんの店名、ネーミングから参加した、北海道最古の酒蔵の一つが札幌に出店した酒亭の書などの下書きも見つけた。

読売書法展の審査員クラスまで上り詰めながら、現状では、自分の名前もうまく書くことができない書家の45年間の軌跡の断片…

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風の宴。

玄関


慌ただしい年の瀬。
街の忘年会は今が最高潮だろうか。
正しい宴会がしたいと思い、ボスと相談して、風の色の忘年会は温泉での開催とあいなった。札幌の奥座敷は定山渓温泉、小樽の奥座敷を朝里川温泉という。

風呂1


ボスとボクが小樽市民なので、会社を立ち上げた6年前、最初の忘年会は僕の大好きな小樽のそば屋「藪半」で行った。その時も札幌の人たちを小樽に呼びつけた格好になったが、昨晩も朝里川温泉の「宏楽園」に出向いてもらった。ただし今回は宿泊付きである。庭園と三つもある露天風呂が素晴らしい。

風呂2


ロケーションコーディネイター、照明マン、ヘアメイク、スタイリスト、カメラマン、ナレーター、そんな人たちが19名、広間に集い、正しく浴衣で宴に興じ、いくつかの正しいゲームで遊び、500円以内のクリスマスプレゼントを正しく交換した。

会場


正しい宴会は、だからいろいろ楽しかったので、僕はほとんど眠れなかった。というよりも、せっかく温泉旅館に宿泊したのに、布団には触ることすらなかった。

ね、眠い。

でも、皆さん、今年もお世話になりました!


鍋三昧。

20071205183302.jpg

 
札幌のおやぢ、オトコ、大人のための情報誌「オトン」。
創刊以来、巻頭特集の多くのページを担当させてもらってきた。
にもかかわらず、前号のそば特集には、いくつかの理由でかかわることが出来なかった。この世で最も愛するそば(そば屋酒)なのに…。

さて、来年1月10日発売の第6号の巻頭特集の題材は鍋。
しかもその道のプロにあらざる者が紹介する「家(いえ)鍋の楽しみ」のページに登場したのは、わが風の色代表、北の世話親爺こと、山野久治である。自分の会社のボスの取材をライターとして担当することになってしまい、少々気恥ずかしい。

3日月曜日18時、山野家訪問。

第一鍋、紅の豚汁。
第二鍋、湯気豆富あるいは豆富の水炊き。
第三鍋、ねぎまのはりはり鍋。

20071205183341.jpg


ロケーションコーディネイターとしての撮影現場で、ときに50人前、100人前ものケイタリングもこなすわがボスは、そのもてなしの心をもって愛され、お客からご指名がかかる。法人が変われども、連絡先が変われども、ボスを捜し当てて
お声がかかる。会社の看板の力を、己の実力と勘違いして独立を失敗する人間も多い「業界」に於いては、僕の知っている数少ない、その人の力を敬愛されて仕事が追いかけて来るオトコの一人である。

取材撮影を終了した頃には日付が変わりかけていたが、カメラマンやデザイナーに対しての、今件の取材を受けるボスの条件は、そのまま宴に突入して泊まって行くこと、だった。

20071205183416.jpg


午前三時半、ねぎま鍋で使用した中トロの残りに、クロガシラカレイ、イカ、自ら締めたサバなどが加わって、わがボスは …… 握り始めた。



ミシュラン三ツ星の日本茶。

 
20071203141613.jpg


先日発表され、ずいぶん過熱気味に報道されていた「ミシュランガイド」の東京版。東京ガイドに掲載されたレストランは150軒。世界中のミシュランガイドでは初めて、掲載されたレストランすべてに星がついたのだそうだ。その中で最も卓越した料理と評価された「三つ星」は8軒。今回を合わせて、世界中で三つ星レストランは68になったという。ちなみに今回の「二つ星」レストランは25軒、「一つ星」が117軒選ばれた。

20071203141656.jpg


ところで、ボクの今は亡き父の実家は、東京の渋谷区広尾商店街で「お茶と海苔の星野園」という町のお茶屋を営んでいる。実は、今回選ばれた、その8つの三ツ星レストランの中の一軒、西麻布の和食の「神田」さんが、星野園のお茶を使ってくれているというのだ!

私の叔父、現在、星野園を継いでいる三男(父は長男)は、既製品ではなく、自分の配合と長年の経験、感覚で焙(ほう)じている、いわばオリジナルのほうじ茶と抹茶入り玄米茶が評価されたことをかなり喜ばしく感じているらしい。ただし、叔父は地道な人柄で、ここで一気に便乗して「星野園のほうじ茶と抹茶入り玄米茶」をがんがん売ってやろうという性格ではない。

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もともと広告屋であり、最近は雑誌の料理ページの取材執筆などをする機会も多いボクからすると、なんだかちょっともったいない気がする。せめてこの場を借りて、渋谷の広尾商店街の星野園のほうじ茶と抹茶入り玄米茶をPRさせていただこう。

ちなみに抹茶入り玄米茶は、同店の締めのお茶漬けに使われているらしく、大きな声ではいえないが、すでに耳ざといお客さんが、三ツ星の抹茶入り玄米茶、ほうじ茶として買い求めに来ていると言う。

20071203141812.jpg


あ、そうそう。

それとですね、この星野園の店名は、ボクの会社である「風の色」のロゴや、札幌の手打ち蕎麦の名店「志の家」さん、創業130年を迎える夕張郡栗山町の酒蔵、小林酒造直営の酒亭「七番蔵」さんの店名同様、書道家の母が書いたものでありました。


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