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2009-09

哀愁のヨーロッパ。

バイエル

おとといの晩、突然ヨーロッパ行きを決めた。
昨晩、飛行機を予約した。出発10日前。

それにはいくつか理由がある。もちろん、自分を納得させ、周囲を説得するための理由なのだけれど。

1、今年は、卒業旅行でヨーロッパを訪れて25年目にあたる。
2、モーツァルト研究家の海老澤敏先生と仕事でオーストリアほかを旅してからも20年以上が経過した。
3、去る8月で50歳になってしまった。
4、この4月に2年間の闘病の末に母を亡くした。
5、父の命日も来年で20年目を迎える。
6、ついでに今年は、最も敬愛する作家太宰治の生誕百年だ!
7、9月末から10月にかけて、風の色のボスが重要な役で出演している北海道発信の芝居の欧州公演がある(ハンガリー&ルーマニア)。
8、母のあれこれ等でけっこうなマイルが貯まった。
9、とはいえ昨今の情勢を見るに、J社のマイルは早めに使っておくべきかもしれない。

まあ、理由になるんだかならんのか、こじつけめいたものも多いのだけれど、7と8、9は現実的な要因ではある。 心情的には3、4、5が偽らざる部分。もうそろそろ心機一転リフレッシュしなくては、と焦りながら悶々としていること自体、甘えとは分かっているのだが…。

9月17日の木曜日の晩、北海道演劇財団付属劇団TPSの『冬のバイエル』を観た。2000年の初演から観続けている作品。20年近くに渡って、ボス山野の出演作品を欠かしたことはない。自分が番頭を務める事務所の代表であることを超えて、俳優山野のファンのひとりとして、40数年に渡る彼のキャリアの中でも代表作であることは間違いないこの作品が好きだ。お国の支援を受ける形での、二回目のハンガリー訪問という事実が裏打ちしている。

ハンガリーの戯曲を原作とする前昨が秀逸だったことが縁で、4年前のハンガリー公演が実現した。2005年、山野は海外づいていた。8月内モンゴル。9月ハンガリー。10月釜山(国際映画祭)。今回の公演は、4年前の公演作『亀、もしくは…』のハンガリーでの出版記念の意味合いもあるという(両作品共に、脚本、演出、主演、斉藤歩/『冬のバイエル』は斉藤オリジナル)。


17日。芝居がはね、小屋を出て、ひとりトボトボ歩いた。

映画や芝居の後は、作品を肴に酒場にひかれるのが常だ。でもその晩はそんなことも忘れ、キンとした空気を漂うように、中島公園を抜け、すすきの、大通り…気がつけば札幌駅。所要40分。

前述したような『理由』が去来して、妙にひとりが身にしみた。
トボトボが身にしみた。実にトボトボした一年だった。

トボトボの最中になんとなく決めた。
10月7日のブタペシュトのバイエル。その劇場にいようと。
それ以外はまだ、なにも決めていない。


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そばにいてほしい2

鳥わさ

9月7日月曜日昼下がり。
羽田に向かう前に、神田まつやに。

日本中すべての蕎麦屋を制覇した訳ではないけれど、僕はこのそば屋が日本一だと思っている。並木の薮と、蕎麦屋は二軒だけあればいいとさえ考えている。

いや、もちろんほかにも素敵な蕎麦屋、大好きな蕎麦屋は日本中にいくつもある。ただ、もしも日本沈没だとか大変なことが起きた場合、なんとかこの二軒にだけは生き延びて欲しいと願ってやまない。 脱サラの天才的蕎麦打ちの新興店は誕生しても、時の流れでしかなし得ない、蕎麦屋酒の世界が存在するからだ。

この日こちらではまず、鳥わさを所望した。並べられた品々の、そのたたずまいを眺めただけでしみじみ嬉しさがこみ上げてくる。 口に含んだ鶏の味とわさびの香りが消えないうちに、一本目は常温、二本目はぬる燗の菊正で流し込む。

親子煮

まつやの品書きではたいてい、二番目に焼き鳥をいただく(串に刺さっていない奴)のだけれど、恥ずかしながら今回、仲居さんに勧められ、まつや歴四半世紀にして初めて親子煮を食した。

ああああこれなんだ。きっと僕はにんまりしていたに違いない。ひとりの時間がこれほどまでに楽しいと思える、数少ない瞬間をまたここで…。



『草原の人になる』上映会。

レオ1
 
去る7月23日から29日に実施した内モンゴル・サマーキャンプ。幼稚園児から高校三年生までの子供たちと、そのお母さんや僕と相棒、そして熟年ファイターの老若男女、総勢15名の旅だった。

ツアーの支援者と名古屋で落ち合い、映像による報告を行ったのだけれど、帰路、さらにそのDVDを携えて東京に立ち寄った。浅草の宿からさらに東へ1時間、キャンプ参加者の集中する千葉市検見川のとある場所に、全員が集合してくれた。僕の作った1時間の映像を鑑賞するためにだ。

9月6日日曜午後8時半過ぎから上映会は始まった。
熱い一週間を共に過ごした懐かしい顔が皆そこにいる。付録の「お宝映像」までのすべてを見終わった頃には午後10時を回っていた。子供たちは明日学校だというのに…。

カメラを回した僕なりに、自らナレーターまでこなし、かなり頑張ってドキュメンタリー風に編集したので(事実、再編集を試みてのオンエアを目指している)、それぞれ自分が主役のテレビ番組を観るように、食い入るように集中してくれていた。やっぱり映像の力は凄いと思う。

レオ4

少なからずこの時だけは、旅の時間に引き戻されていた。

いとしい旅の道連れたちと別れて、また明日から日常に戻っていく。

自分だけ遠い所(北海道)に住んでいる現実が、少しだけ僕をさみしくさせる。

5年越しの内モンゴルの旅の大切な相棒『ラルゴ』菊浦さんと、都心へ戻る終電までの60分一本勝負。JR新倹見川駅前の居酒屋で、何千回目かの盃を交わした。


そばにいてほしい1

並木薮

9月6日日曜日昼下がり。
内モンゴル紀行の上映会の前に、浅草は並木の薮に。

日本一からい蕎麦つゆでざるをたぐる前に、ちょいと。
こちらではいつもまず、わさびいもをいただく。並べられた品々の、そのたたずまいを眺めただけでしみじみ嬉しさがこみ上げてくる。

並木薮2

箸にまとわりつくような芋と蕎麦味噌の粘りと闘いながら、さらに常温の菊正の樽の香りがこれらを迎え討つ。北海道の長芋のさらさらではこうはいかない。ああああこれなんだ。きっと僕はにんまりしていたに違いない。ひとりの時間がこれほどまでに楽しいと思える、数少ない瞬間をまたここで…。


ゆるゆる、仲見世。

nakamise昼

言問橋からきびすを返して、雷門にたどり着く。
十時間前の静寂が嘘のように、仲見世はいつもの人いきれだ。

「かわらないもの」に触れたかった。

夏の終わりの東京タワー。

tower2

小学生くらいまで、夏休みはいつも渋谷区広尾の父の実家で過ごした。町の小さなお茶屋さんだ。毎日毎日、叔父さんの配達についてライトバンの助手席にいた。有楽町の交通会館や銀座アスターにお茶を卸していた。

三歳か四歳の頃、夏休みの終わり頃だったか、祖母に連れられて東京タワーに昇った。蝋人形館を観に行ったんだっけ。王と長嶋の人形が展示してあった気がする。その帰りに、何が食べたいかと祖母に尋ねられ、僕はウナギと答えた。そのくらい幼少の頃からウナギが好きだった。今年の夏も、土用の丑の日は出張先の名古屋で櫃(ひつ)まぶしを、二の丑の日は銀座竹葉亭で鰻重を食べた。東京タワーを見ると、祖母とウナギを連想する。

九月六日日曜日。今や住む町ではなく出張先となった東京で、朝食の後、ひと仕事ノートパソコンに向かってから浅草千束のホテルを出て散歩した。言問橋にさしかかった時、ふと顔を上げて仰天した。思いも寄らぬ高い目線の先に工事中の建造物の異様が飛び込んで来たからだ。今年、肌寒い春先にその建設予定地を覗いたときには、まだほとんど何もない感じだったのに…。

九十過ぎまで矍鑠(かくしゃく)としてお茶屋の店番に立っていた祖母は今年九十四。かなしいかな、施設と病院の行ったり来たりを余儀なくされている。

僕のタワーは、やはりこいつではない。


バーリィ、午前一時。

バーリィ

先日放送された「アド街ック天国」西浅草特集で、居酒屋探訪の勇、吉田類さんが紹介していたのが正統派のバー、バーリィ。僕は王将の飯田さんに教わった。実は吉田さんも王将をこよなく愛するひとりらしい。

飯田さんがいつもここの止まり木で居眠りをしていると奥さんから聞いたからか、僕はこの店の閉店時間をなぜか午前三時と勝手に思い込んでいた。だからここ最近よくバーリィにお邪魔しながら、本来の閉店時間の午前一時を平気で過ぎて訪れていた。

バーテンダーの木村さんは物静かな人で、そんな無礼な僕に閉店時間の件でたしなめたことがなかった。最初に訪れたときから、僕も何度か取材させてもらったことのある、札幌が世界に誇るバーテンダー、Bar やまざきの山崎達郎さんの話なんかで静かに盛り上がった。

徹夜明けの名古屋行きから大車輪でころころ転がっている僕のために木村さんが作ってくれたこの夜の締め。薬草の香りが濃厚に立ち上るこの一杯を称して「絶対に翌日に残らない、胃薬同様の効能があるカクテル」と木村さんは解説してくれた。なんだか薬事法に触れそうな、素敵な口上じゃあないか。


とぼとぼ、仲見世。

仲見世

キクウラさんを終電で見送って、なんとなく高揚した気分を落ち着けるために深夜の散歩。人気のない仲見世を歩く機会はそうそうはない。し~んとさびしい感じ。

そうだ、王将の飯田夫妻に教えてもらったあの店に行こう。


浅草ニュー王将にて。

asanokiku.jpg
 
名古屋から東京に移動してきた。
完成したモンゴル紀行の映像を、旅のリーダーである世界的馬頭琴演奏家チ・ブルグッドさんに見てもらうためである。

約束が日曜にずれてしまったので、最近ごひいきの浅草の洋食屋に立ち寄った。ニュー王将は、ニューと付くが別に本店がある訳ではない。7月23日に内モンゴルに旅立ったときは、ここでランチをいただいてから成田に向かったし、29日に帰国したときは、その足で真っすぐここにやって来て相棒と打ち上げをした。そのために最近の定宿はこの店から徒歩5分圏内である。

そのくらいお気に入りである。

モンゴル旅の相棒を5年前の初回から務めてくれている新宿御苑のアウトドアショップ(近年はスノボ屋を標榜しているが)ラルゴのキクウラさんは、その日9月5日土曜日、お店主催のロープワークの講習会で丹沢の山の中にいた。

モンゴルの映像が上がったけど、そいつを肴に一杯どう? と、ちょいと打診した夕方時分には小田原あたりで店のお客たちと打ち上げをしていた。だからもう来ないと思っていた。そのキクウラさんが突然王将に現れたのは、もう10時を回った頃だった。

カウンターの隣で初めてお話しして打ち解けていたAさんも、ことの成り行きを察していたので、キクウラ登場にかなり驚いていた。キクウラさんは言った。

「まあ(ホシノが)こういう男なんで、電話とかせずにいきなり現れた方がいい(喜ぶ)かと思って(笑)」

小樽の自宅での母の通夜の晩、読経が終わってふり返ったら、この人が立っていた。東京から母のために線香をあげに来てくれた。そういう男だ。僕は幸せ者である。

王将のカウンターの上、店主飯田さんご夫妻、キクウラさん、Aさんと、完成した映像を powerbook で鑑賞。気がつけば電車のなくなる時間だった(写真手前がキクウラ氏。奥がたくさんおかずを分けてくれたAさん。お返しに雑誌『一個人』でも紹介された絶品カツ丼をお裾分け)。


名古屋の夜景。

bathroom.jpg
 
9月4日金曜日の名古屋に出発するギリギリまで、先方に提出する映像の編集に追われており、前日は久々の完全徹夜、足かけ三日間ほどは真っ当に寝ていなかった。

お寿司の後に軽くマイクを握り、さらにジャズのライブを聴かせる店に連れて行ってもらった。サックスとピアノの音色が柔らかく僕を包み込んじゃって、僕は別世界へ飛び立っていた。

マリオットアソシア47階の部屋で、夜景を味わいながらバスタブに浸かる僕の願望はもろくも崩れ…今回は朝景に甘んじた。


名古屋の新子。

職人

名古屋で初めて寿司を食べた。
ごちそうしてくれた方が言った。北海道でいつもおいしいお寿司を食べてる人のお口に合うかどうか…とんでもない! 
『アイスクリームの王子でも、アイスクリームは食べられない』
って歌があったはず。住んでるからって、そんな訳ないでしょう。

確かに「名古屋の寿司」という響きに、失礼ながら美味なイメージはなかった。で、宿泊ホテル『マリオットアソシア』の寿司。
旨かった! もう季節的に終わりと思っていた小肌の新子や塩でいただく穴子なんて江戸前のネタが実に素晴らしかった。美しかった。


草原の人から、機上の人へ。

studio.jpg

9月4日午前7時。
今日午後に出張で名古屋に飛ぶのだが、その際に持参する映像がまだ仕上がっていない。この半月ほど、7月に訪れた内モンゴル紀行の編集にかかり切りだったのだが、この3日間スタジオに詰めっぱなしなのに不手際が重なって今現在に至る。

昨夜の日の変わる頃まで、映像にナレーションを付けていた。
今回は、企画、構成、演出、撮影、編集、ナレーションとチャップリン並みだ(笑)!

僕がざっくりとつないだハイビジョン映像を、編集に手慣れた仲間が本格的に繋いでくれているのだが、レンダリングだのエンコードだの、最終的にDVDに焼かれるまでの行程は多岐に渡る。

スタジオと事務所、自宅に同じ編集ソフトがあるのだけれど、バージョンの不統一などで生じるやっかいな問題も多い。スタジオでしか作業が出来ないのに比べると場所を選ばない側面もあるのだが、携帯電話と一緒で、いつどこに誰といても仕事に追われてしまうのも考えものだ。

間もなくエンコードが終わり、DVDに焼き込む行程。

この3日間、ほとんどまっとうに寝ていない。
今は事務所のマックに向かっている。
果たして飛行機に間に合うのだろうか。

(札幌市内の編集スタジオにて、オペレーションのD君)


ますますくれない。

夕焼け



あまりにもうつくしいと
いきがくるしくなってくる



カモフラージュ。

紅葉櫻2


人と違っていたい人。
違っているように見せたい人。

人と違っていることが怖い人。
赤に紛れてしまえば、少しは紅が目立たない。


ひと枝の紅(あき)

紅葉櫻1


八月の一番終わり。

何をそんなに気が急いているのか、
染井吉野の枝が一本だけ紅葉していた。


みんなと一緒が嫌いなのかな。


ようやく函館山。

箱館山

27日(木)、28日(金)と函館は天気に恵まれなかった。
CM撮影は予備日の29日(土)に持ち越された。

夕暮れから函館山に登る。
ここが最終ロケ地だ。

湯の川では、延期になっていた花火大会が実施されるらしい。
函館空港と花火の打ち上げ場所が近いので、最終便19:45 東京行きが離陸して後に打ち上げは始まるという。

ひと足早く、山と海は茜色に染まっている。



わたしの、はこだて3

茶夢2

この店で酒を飲まないのはかなりつらい。
お通し?に小皿が五枚も六枚も出て来る。
いや、親爺が興に乗れば、十枚だってくだらない。
イカゴロの和え物だの、ネギ味噌に出汁と卵を合わせたなにがしだの、ひと手間もふた手間もかけた逸品がさりげなくテーブルに乗る。これらは基本的に無料である。

こいつらでコップ酒が少なくとも三杯は呑める。
仕事じゃないときなら、昼までには出来上がってしまう。
なぜならここは朝市だからだ。

イカ刺しやイカソーメンがふるっていて、包丁の手元を見せるために、厨房に窓が切ってある。これは改装前に近いしつらえである。以前はもっと大衆食堂然としていたのだが、長屋の建物自体が何年か前に妙に立派になってしまった。最初は危惧したけれど、媚びない親爺と小皿の応酬は変わらない。

観光客に「ここで食ったらイカ刺しの概念変わるぞ」と窓からの観戦を促し、「な、うまいだろ」と相づちを求めるが口癖である。

店の名は茶夢。
ネーミングだけでは飛び込まない店だけれど、一度ここを知ったら、函館朝市で他の食堂には入れない。辻仁成の『海峡の光』にも登場する。

ここで酒を飲めないときは実につらい。


わたしの、はこだて2

みやび

函館赤ちょうちんに出入りをはじめてしばらくして、現在の澤田シャチョーの代に変わった。その時から、炉端焼き屋さんの花形である焼き方を務めていたのが佐々木さんだ。

舌と指先がお互いの仕事を邪魔し合うことなく、常に高いレベルで回転していた。佐々木さんの話題はかなり際どいのだけれど、不快感を与えることなく、あの炉端特有のしゃもじのお化けを振り回しながら、老若男女を楽しませていた。あの切れの良い話術はある種天才的ではないかとすら思う。氷の山に囲まれたエンタテイナーだった。

佐々木さんが赤ちょうちんを離れて何年経っただろう。店を変わるたびに、僕は新しい店にも足を運んだ。七飯の蕎麦屋さんにも、函館駅前のハーバービューホテルの和食屋さんにも。

二年前に、佐々木さんは自分の城を持った。
近年、駅前よりもにぎやかと言われる五稜郭エリアにだ。

5月に次いで二回目の『みやび』訪問。
とんでもないくらい混み合っている。
付き合いの浅い客も長い客も、みんな佐々木さんのことが好きらしい。マスター、マスターと嬉しそうに話しかけている。

赤ちょうちんの名残りのような、でも、ぐっと小振りなしゃもじでポーズ。少々よそ行きな顔じゃないスか?
え? もちろん職人としの腕にもしびれますぜ!





わたしの、はこだて1

赤ちょうちん
 
神戸で生まれ、横濱で育ち、17年前に第三の港、北海道小樽に移り住んだ僕なのだけれど、最後まで小樽と悩んだのが、横濱と同じく今年開港150周年を迎えた函館だ。

少なくとも人間関係からすれば、北海道移住に至ったのは、小樽よりも富良野や函館によるところが大きい。

函館には30年通い続けている炉端焼き屋がある。
日僕がいくら呑んべいだと言っても、30年常連を続けている店は日本にただ一軒しかない。函館赤ちょうちん。厳密に言うと、30年前の夏はまだ、現在の澤田社長がオーナーになる以前だった。それからほどなくして「シャチョー」の代になり、今に至るのだけれど…。

8月27日、コマーシャルロケで三ヶ月ぶりに函館を訪れ、若いスタッフを連れて赤ちょうちんを訪れたら、閉店後に若者共々ビールとラーメンをご馳走になった。赤ちょうちんにお客を連れて行っても、こうした場面になっても、シャチョーは恥ずかしくなるくらいに僕を立ててくれる。今更ながらに感謝の念を述べると、

「当たり前でしょう。ケイちゃんがお客を連れてウチの店を引き立ててくれるんだから、そのお客の前でケイちゃんを立てるのは常識だぁ、ハハ。この人ったら、ホントにいろんな人を連れてきてくれたよ。以前、お母さんも一緒に来たよね」

シャチョーは、この春母が他界したのをまだ知らなかった。

僕はただ、大好きなこのシャチョーを、いろいろな人に逢わせたいだけなのだ!(写真はシャチョーとスタッフのD君)



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