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2010-09

誕生日。

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健康上の理由により、二ヶ月遅れの日記を書いている。

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それでもこれは八月二十日の話。
金曜夜のわがもっきりバルは、連日のイクちゃんが帰ったあと、セガワさん、マキオさん、リッチョさんと、カウンターにとびきりの常連さんが何人か。それと類さんの講演会に来てくれたカップルが一組と、男子の方がやっぱり講演会に来てくれたという、初めてのカップルさんがもう一組。

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カウンターのピエールに小声で実は僕は今日は誕生日なんだ、と伝えたところ、想像外のリアクション。ピエールは大きな声で、
「タンジョオビィ!? 駄目じゃん! ねえ、店主今日誕生日だってさ!」と大声で叫びながら「ハッピバスデイ…」と歌い始めた。それに他のお客様やスタッフが唱和してくれた。僕はただ、ピエールが飲んでいたワインがひと口欲しかっただけなのだけれど…。



スタジオを経営するミュージシャンのリッチョさんが、店に置いてある自分のギターで歌い始め、僕も含め即興のセッション(ではカッコよ過ぎる)というか歌合戦が始まった。気がつくとピエールがいなくなっており、ピエール不在のまましばしわがもっきりバルは歌声喫茶状態と化したのだった。

30分ほど経った頃だったろうか。
ピエールが外から帰って来た。右手にはケーキ、左手には珍しいデーツ(なつめやし)の焼酎が…。

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なにかと辛口のコメントが多いピエールの、なんとも優しいこの瞬間的な動きの不意打ちにただでさえあぶない感じだったのに、午後10時過ぎの街で仕入れて来たケーキには、なんとオリジナルのメッセージがしたためられていた。まいった。で、そのメッセージが、
「まあまあだ」。

たいていの人には意味が分かるまい。
いや、僕だって正しく理解したとは言いがたいのだけれど、ピエールのボキャブラリーをもってして、おそらく最大限の愛情がこもった言葉であることだけは分かって、僕の涙腺はさらに危なくなった。

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ケーキにローソクがともり、ふたたび「ハッピバスデイ」の合唱。初めてのお客さんも大きな声で歌っている。なんだかゾクゾクと幸せを感じた。グルリとみんなに頭を下げながら、なんだかそれぞれの眼を直視することが出来ずに、背中が丸くなっちゃった。

みんなでケーキとなつめやし焼酎を。そりゃあ、縁起物ですから。
ありがとうみなさん。ありがとう、ピエール。
やっぱり今度一緒に横濱中華街の馬さんに逢いに行こうね。




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0711吉田類講演会『酒場詩人のススメ』

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7月11日日曜日の札幌共催ホールは午後1時開場。
5月27日のチケット発売以来、一喜一憂しながらあらゆる手だてで今回の講演会を広報して来た。直前8日に類さんにHTBの情報番組『イチオシ』にゲストコメンテーターとして出演してもらった(1545から1700まで)のがだめ押しとなって、前売券の駆け込み需要と当日券販売に弾みがついた。

進行役としてステージから眺める客席はみるみる人で埋まって行く。
チケットをもぎる際に渡されるホッピーさんの紙袋の中身は…出演者のプロフィール。アンケート用紙。類さんが広告を牽引するイモ焼酎「夢音」パンフレット。ホッピーさんからは、クリアファイル、携帯ストラップ、うちわやインフォメーション。そして、類さんとの関わりがしたためてある、わがもっきりバルのフライヤ、等々。

集客が気にかかって眠れない夜もあったというのに、見た目満席のすり鉢状の客席がホッピーのうちわで揺れるような様は圧巻だった。

午後二時。会場暗転。番組のファンにはあまりにも聞き慣れた『酒場放浪記』のオープニングテーマを合図に照明が上がると、ステージ上に類さんが立っている。割れんばかりの拍手に応えて両手をふる類さん。ステージ中央の演台にたどり着いたご本人は開口一番、
「何かロック歌手にでもなったみたいだな」。これで会場も大受け。

よかった。
ここまでくればもう大丈夫。あとは時の流れに身を任せ、だ!
第一部の類さん単独の講演がほぼ予定通りに45分ほどで終わると休憩タイム。ロビーでは最初のふるまい酒だ。前日に吟行でお世話になった、北の錦(小林酒造)、吉田類撰『夢音』、噂の社長も登場の「ホッピー白黒」。第三部終了まで、三回にわたって約200名ずつに三種類の酒(ホッピーは割らずにだが…)がふるまわれる。

また、入場者だけに参加のチャンスがある、講演終了後のドリンクラリー(類さんとのはしご酒大会)への抽選申し込みも受付が出されている。

午後3時過ぎから第二部のトークセッションがスタート。
類さんに、ホッピービバレッジの石渡美奈(通称ホッピーミーナ)社長、『古典酒場』倉嶋紀和子編集長、エッセイストの坂崎重盛さん。コーディネイター(世話人・進行役)は企画言い出しっぺの私だ。

類さんの飲み仲間であるミュージシャンの須永さんや、横濱のホッピーの聖地「ホッピー仙人」の熊切さんが、サプライズゲストとして壇上から呼び上げられ、トークは加熱して一時間はあっという間だった。

第三部はスクリーンの映像から始まる。
風の色のボス山野が、前日の栗山での吟行の模様を徹夜で5分ほどに編集したものだ。句会の様子も記録されている。上映が終わると、ふたたび類さんやゲストがステージに上がり、肩のこらない俳句談義。
そう、もともとこの催事は、類さんの俳句会「舟」の北海道支部の旗揚げ(北舟俳句会)を記念して、という名目で僕がでっち上げたのだった。

第三部終了後の抽選会は豪華だった。
ホッピーの白黒とキンミヤ焼酎、オリジナルジョッキがセットになった「ホッピーお試しセット」、『古典酒場』類さん特集掲載のバックナンバー、北の錦純米酒「まる太」、イモ焼酎「夢音」…

他にも休憩ごとのふるまい酒があり、出演者の書籍販売があり、ドリンクラリーの受付があり、こんなに準備と進行のやっかいな「講演会」もそうはないだろう(笑)。僕のスタッフのうちの数名は、直前の三日間ほどはまともに寝ていないのだ。



0710 吟行二次会

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バスで栗山より帰還すると午後9時を回っていた。小林酒造さんでお手伝いしてくださった吉田類さんファンのボランティアの方も参加して、わがもっきりバルにて二次会。東京から参加の友人ラルゴ菊浦さん、舟句会の雪波さん。

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中央は『酒場放浪記』札幌編に登場の「一徹」店主。

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そして、写真左から二番目は横濱からやって来てくれた私の師匠「ホッピー仙人」熊切 憲司さん!!



0710 栗山吟行

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昨年11月14日に吉田類さんの句会『舟』のご一行が吟行で小樽にいらした。それがご縁で今回の催事に至るのだけれど、吟行とは俳句を詠むためにする旅のことで、舟のメンバーに加えていただいてから、今年の4月17日には新潟の菊水酒造の吟行にも参加した。その一週間前の4月11日に夕張郡栗山町は小林酒造の蔵まつりにわがもっきりバルのスタッフと共にお邪魔したのだけど、この時にはすでに夏に栗山吟行を企画しようと意識していた。

そんなんこんなで、小林酒造の小林専務の全面的なご支援をいただいて7月10日、北の錦への吟行は実現した。東京から舟の方々と札幌の参加者が合流して約20名。本業ロケ仲間のバスで札幌を午後1時に出発。およそ1時間で栗山に到着した。

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専務直々の蔵案内がおよそ1時間。感動的な杉玉の宇宙も特別に見せていただき、午後3時からは句作に移る。ところが句会会場にしつらえられたとある蔵に秘蔵の酒が運ばれ、まずは唇をしめらせてから、ということになって…。みな危うく俳句どころではなくなりそうな気配だった。

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吟行の記録を撮影していたのは弊社代表山野。
彼が自分でカメラを回して作成するドキュメンタリーには定評があるのだ。翌日の講演会の際に会場で上映する予定。

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吟行に訪れて、現地の題材で現地の人へ向けて詠んだ俳句を「挨拶句」という。句会の場を提供してくださった栗山は小林酒造への吉田類さんの挨拶句は、純米酒「抱擁」と杉玉の宇宙をモチーフに。

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          北の蔵 神杉玉を 抱擁す


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