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2011-07

丑の日の庭。

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今日もアウトドアオフィスで終日お仕事。
天気がいいと気分だけは浮き立ち、花や野菜のご機嫌のひとつも伺いたくなる。ラベンダーはいつ盛りになればいいのか計りかねている。

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太陽に頑張ってもらわないと、ほおずきだけじゃなく、トマトだってなかなか赤ら顔になれない。

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昨日今日とようやく燦々と。よかったね。

梅干

天日干し二日目。塩が吹いて次第に梅干しらしくなって来た。

そろそろ丑の日の晩餐。



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丑の猛攻。

丑の日

朝からこれではさけて通りようがない。
それでも小樽に越して来た二十年前には、注文を受けてから裂いてくれる専門店がまだ残っていた。出てくるまで三十分から小一時間。だから、鰻屋さんの待ち時間には胆焼きかなんかで一杯やる訳。

うざくとか、鰻巻きとか、鰻屋さんならではの粋な酒肴も存在していて飲む場所としても素敵だ。でも現在の小樽には土用の丑の日こそ、のそういった店が皆無なのだ(どなたかご存知なら教えて欲しい)。

スーパーで買えばいいじゃない。そう言われそうだ。
そうだけど、やっぱり鰻屋さんで鰻待つ間の鰻酒したいのだ。

札幌に行けばいいじゃない。そう言われそうだ。
二葉さんや和田さんにはプライベートのみならず取材でもお邪魔したので存じ上げているし、二葉の先代のじいちゃんには最初こそ取材拒否されながらも、最後には気に入ってもらって、うな丼の特上の上を向かい合わせで食した仲だ。でも、わが町にそうした風物詩、歳時記を体感できる食の店がないのはさびし過ぎる。

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で、わが町でさっき見かけて思わず下車。
これもまた鰻。鰻に貴賤なし?

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まあまあ選べるだの、

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両方だのいろいろ考えてるなあ。

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こいつが特上という訳か…
こちらのチェーンでは今日一日(今年は二の丑で8月2日も)のために4パターンものポスターを作ってるんだなあ、とついつい業界的な見方もしてしまった。

でも「土用の丑の日だから鰻を食べる」というのを決まり事みたいに貫くのも、なんだか今どき大切なことのようにも思えるのである。


で、先日も書いたばかりだけど、僕にとって鰻と言えば祖母なのだ。
http://azumashikikuni.blog16.fc2.com/blog-entry-645.html



ただしいうめぼしになあれ。

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ひと月の塩漬けを終えて、あとは丸三日、天日干しで仕上げ。
土用の丑の日あたりが一番最適な時期なのだとか。














職人以前。

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先日、銭函の木工作のイベントをのぞいて来た。
近所に住んでいるし、主催しているログハウスのトベックスさんは、かつて『ログハウスプラン』という東京の雑誌で何度か取材させていただいたことがある。それなのに、今年で10年にもなるというこの催しを僕はFaceBookのお友達の記事を見てはじめて知ったのだった。

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トベックスのログハウス作りで生じた大量の端材を自由に使って、老若男女が無心に木工するというなんとも素敵な趣向なのだ。ノコギリ、錐(きり)、金槌、釘、木ねじなど最低限の道具が用意してあって、あとはそれぞれの想像力とひらめきだけ。

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顔を出してご挨拶、ひやかすだけのつもりだったのに、嫌いじゃないのでとりあえず「あったもの」を「あるがまま」にディテイルをととのえたりもせず、ただ組み合わせて、3つほど即席に。
椅子もどきと、

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外壁の腰板(未完/もっと幅を増やしたい)、それと庭の簡易棚。それだけ。塗装はまだ。

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しばしば訪れながらも、買うのは二十年以上ぶりに浅草から送ったほおずきが、天候不良ゆえか1週間経っても色づかないのが気になっていた。なので椅子もどきは、ほおずきの鉢のためにちょっとしたステージにしつらえた。

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で、こんな感じ。



土砂降りの小樽祭り。

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日程も延びて、なんやかや一週間の東京から戻り、さっそくこちらのペースに戻っては、調べものなんかもバリバリとこなし、FaceBook やブログももはや仕事の範疇と毎日気がつけば夜が明けている。

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休んでいればいいものを、昨日は学校も会社も病院も休みになる小樽祭り(小樽の氏神サマ、住吉神社例大祭)の最終日であることを思い出してしまったのが運の尽きである。

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折しもの土砂降りの雨の中、重たい身体、淀んだ脳みそを引きずって路線バスに乗る。でも、神社の杜が好きだ。

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だいたい、子供たちがスニーカーも中の靴下もぐしょぐしょだって気にせず、祭りにワクワク興じなくしてどうするってんだ。

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そんなときに引いたおみくじが大吉なら、やはり病身にむち打って神社にやって来て正解! と自己満足するのだ(風貌が似ている、と昔よく言われた狛犬さんも喜んでいる)。

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雨の参道はアスファルトが妙に光って綺麗だった。

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な、なんて正しい光景なんだ。この手のおおがかりな出し物が最近ではあんまり見られないのが哀しい。

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怪しい夜店やおっかないおっさん、寅さんみたいなハローワークの募集にはない職業の人がめっきり減って、学校の文化祭みたいなのが多過ぎる。オカミとの関係もあって、近年のお祭りはPTA的、教育委員会的な健全さばかりでつまらない。

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祭りも盛り場も町並み整備も、どこか陰画の部分を残しておかないと、漂白されて抗菌除菌、奥行きに欠けること甚だしい。

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ときにいかがわしく、

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ときにあだ花もひつよう。
寝ても覚めても陽光ばっかりじゃ生きて行けないよ。

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横濱から移り住んで間もない頃、この神社の境内で、かつて幼少の頃に横濱公園で観た見世物小屋「へび少女アイ子」に再会したときは無性に感動した。アイ子さんはサザエさんみたいに歳をとらない。

デジタル時代の子供たちにも、正しい祭りの記憶を残してやりたい。



博物館でお勉強。

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7月15日は小樽市総合博物館の運河館へ。
東京出張前に文化財担当の石神学芸員とは打ち合わせ済みだったので、直接資料を拝見しに行く。

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久しぶりに図書館で勉強するような、少々アカデミックな気分で関連展示をまず拝観。

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石井副館長にもご挨拶して、知りたいこと、拝見したいことの概要をお話しする。手始めは、データ化された写真資料の閲覧。

この作業が、近い将来めざましく展開して行くであろう壮大なプロジェクトの礎であることを、まだ誰も知らない。




Hemell の日。

ケース

馬頭琴奏者のチ・ブルグットさんと出逢ったのは2007年秋。
北海道文化放送に持ち込んだ内モンゴルのミニドキュメンタリー企画で、僕が自らリポータめいたことをした際、内モンゴルの首府フフホトのホテルで奥様とともに1曲弾いていただいたのがご縁の始まりだった。

ブル電話

馬頭琴の神様を父親に持ち、自らも東京芸術大学初の馬頭琴奏者として修士課程修了のサラブレッドだけれど、あまりにも大きな父親の存在にジレンマを感じていた時代もあった。2008年夏、ブルグットさんの内モンゴルの草原から北京へ息子と共に走破する馬とゲルの旅を、今度は本格的ドキュメンタリー番組として再度UHBに持ち込んだ。

メイン草原

モンゴル民族の原点である馬と草原。連綿と続く父と子の関係。忍び寄る草原の砂漠化。そうした諸々を取り込みながら、ゴールした北京で迎える、オリンピック開会式を舞台にした数百人の馬頭琴奏者を従えての神様である父親との競演というフィナーレ。

出来過ぎたほどのお膳立てで、番組は収録をスタートさせていたけれど、餃子問題からウィグル、チベット自治区での反乱、そして大地震と次々勃発するマイナス要因によって最後の最後に中国国内の撮影許可が下りなかった。

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翌2009年には、モンゴルの子供たちと日本の子供たちが内モンゴルの草原で交流するモンゴル民族文化基金のサマーキャンプ企画にも参画した。さらに2010年、物語性のあるライブに挑戦したいというブルグットさんの依頼を受けた形で、彼のバンド Hemell のために組曲という発想のもと物語の草案を書き下ろし、それを元にした曲作りが始まった。

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2011年7月13日、横濱市鶴見のサルビアホール。一年以上を経て、まずは手始めに三曲。今回は僕がカメラを回して、彼らの楽曲を映像と共にスタジオ収録したのである。


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キーボード奏者、ジャズピアニストの則岡徹さん。

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ギタリスト 内田充さん。

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ベーシスト 楠本雅祥さん。

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パーカッショニストの菅野吉也さん。

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そしてチ・ブルグットさん。

左右に抜き足差し足、床を這いつくばり、スチール、ムービーで演奏風景を激写。
彼らの熱い演奏を四時間独り占めした至福のとき。
処女作のドラマのテーマにと、ひとまず夢を見ている。


ブルグットさんのチェックが終わり、OKが出れば、音と映像もご披露したい。


※ 現在オンエア中の東京エレクトロンのCMで、
菅野よう子さんの楽曲にブルグットさんも演奏で参加している。
http://www.tel.co.jp/beyond/tvcm/
(モンゴルの恋篇)


7月12日のばあちゃん。

一族

今年は二の丑とやらで、土用の丑の日が二回ある。
味覚とは記憶だとつくづく思う。鰻と言えば思い出す情景がある。
3歳か4歳のとき、父がたの祖母に東京タワーに連れて行ってもらった。多分、僕が蝋人形館を見たがったと思うのだけど、その帰り路、祖母に何を食べたいかを訊かれて、僕はウナギと即答した。

ちゃきちゃきの祖母は初孫の所望が気に入ったらしく、鰻の専門店に僕を連れて行くと「中割れ」を注文した。物心ついたときから鰻は大好きだったけれど、ご飯、鰻、ご飯、鰻、と二段になっていて食べ切れないほど凄いのは初めてで、子供心に祖母の豪気さに感動した。

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父の実家は渋谷区広尾でお茶屋を営んでいる。祖母は九十過ぎても普通に店番に立っていた。僕が四十の半ばを過ぎてもこれまで通り正月にはお年玉をくれたし、平月なら小遣いをくれた。それも祖母なりの美学があって、誰もいないところに僕を呼び出し、こっそりと渡すのだった。僕もう四十過ぎですから、とどんなに固辞しても無駄で、そして口癖のようにこう言うのだった。

「ちょっと、あんた、あたしいくつだと思うの! もう九十よ!」

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数年前から少し物忘れするようになり、お年玉を二度くれようとしたり、用意した小遣いが見当たらないと言って涙ぐんだりするようになった。祖母の異常なほどの若さと美しさは永遠のような気がしていたので、そんな祖母を見るのは辛かった。

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広尾の商店街も昔ながらの店はすっかり少なくった。新しい店ができては消え、新陳代謝が著しい。人も町も年をとるのだ。


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祖母は今年95歳で、現在老健施設に入所している。
何カ所もの施設と病院を出入りしてようやく最近落ち着いた。
近頃では家族の誰のことも基本的には判然としないようだ。

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祖母は現在、どちらの手も閉じたままなので、自分で好物の「なめらかプリン」を食べることが出来ない。でも、七十五で認知症で亡くなった僕の母が最後の一年は読み書きはおろか、僕のことさえ分からなかったのに比べると、なめらかプリンおいしい!ときちんと商品名を読んでいる。

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それどころか、末娘の南町田の叔母が、祖母に教えてもらった百人一首を一首一首書き出して毎回持参するのだけれど、上の句を見た瞬間に下の句をそらんじているのには本当に驚いた。

祖母は2011年7月12日の僕を誰だと思っているのかな。
誰だか分かる、と訊くと、分かるに決まっている、という態度はするのだけれど。

僕の手からプリンを一個ぺろりと平らげたのを見計らっておいとましようとしたとき、介護士さんに向かって突然僕を指差しこう言った。

「まご、まご、ほっかいどうからきた」

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僕が心底驚いていると、さらに、今日はお金を持っていないので小遣いを渡せなくて申し訳ないと涙ぐむ。そしていつものように、今日は夕飯をどこで食べよう、何を食べよう、今日はウチに泊まって行けるのか、と尋ねるのだ。僕はすこぶる真剣に、今度東京タワーへ行って、鰻を食べようねと祖母につぶやく。


階下へのエレベータの扉が閉まった瞬間、涙が止まらなくなった。





7月8日と7月9日。

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毎年7月6、7、8日が入谷の朝顔市、9、10日が浅草ほおずき市というのは、もう新しい情報は詰め込みにくい僕の脳細胞の中にも深く重く入力されているので、今後も失念することはないだろう。

というよりも、北海道民になってからはなおさら、いかに理由や仕事をひねり出してその場にいられるかにかなり頭を使う。最低7月8日に1泊できれば、両方の市に足を運ぶことができる。そのくらい学生の時分より欠かすことのなかった祭だ。

去る7月8日金曜日に、朝顔市は初めて、という人を伴って浅草から入谷を目指した。ここを越えるとばぁっと市が広がって朝顔と縁日だらけで、と話しながら現地に着いたが、そこには何もなく卒倒しそうになった。5月の三社祭が早々に中止を決めたのは知っていた。7月最終土曜の隅田川花火が8月末に延期したのも聴いていた。かの震災が江戸の祭にも影を落としているのは理解しているつもりだったのに…。朝顔市の中止は知らなかった。

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鬼子母神にお参りして、根岸の鍵屋さんへ。東京で一番古い居酒屋であり、朝顔市の際には必ずや立ち寄る名店だ。
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その後、二年前の朝顔市の日に鍵屋さんで知り合った飯田夫妻が営む浅草のニュー王将へ。


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9日土曜日は午前11時と午後1時に約束があったのだけど、三つ目の約束は周到に浅草午後5時に。大学時代の友人で、名古屋のCBC 中部日本放送でプロデューサーを務めるサトーコージに会うのである。

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僕はサトーコージに奨められてドラマの企画書、シノプシスを書いた。9日のメインテーマは実はそのあたりにあった。僕の本業は文章書きであり、二人とも文学部演劇専攻の出であり、僕の卒論は倉本聰と山田太一のテレビドラマ論だった。でもこれまで直接ドラマを書いたことはなかった。

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僕とサトーコージは、大学卒業旅行のバルセロナ&マドリッドで、パリでもフランクフルトでも、伝説を創った仲である。彼が真剣に奨めてくれたのに断れる訳がない。というよりも彼自身が本気だということだ。そして実に彼は僕の企画書を、シノプシスを褒めてくれた。

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この道三十年に迫る、ドラマの演出を本領とする男がである。星の数の制作会社や海千山千の放送作家と付き合って来た男がである。友人だからとお世辞を言うような奴ではない。

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サトーコージは何度も言った。もっとレベルの低い作家なんていくらでもいる。君はもっと書くべきだ。一流のところへ持ち込むべきだ。

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そんなこと言われて、杯が進まぬ訳がない。ホッピー通りでのどを潤した後、お参りをし、何十年ぶりかにほおずきを買った。

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前の晩に引き続き、ニュー王将へ足を運ぶ。
女将さんの大好きな俳優が、たまたまサトーコージが何度もドラマで起用して懇意にしてる役者だったので、その場で電話をかけ、奥さんに代わった。奥さん大興奮、大感激。

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さらにわれわれは、浅草ビューホテルの脇の小路を入った、飯田夫妻も吉田類さんも贔屓にしている Bar Barly へ。

もしもこのドラマの企画が通るようなことがあったなら、音楽はチ・ブルグットさんと彼のバンド Hemell にお願いしようと皮算用。

BankART Life3 新・港村。

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今年は三年に一度開催されるアートの祭典、横濱トリエンナーレの開催年。その中枢を担うBankART1929が主催する特別提携プログラムが『 Life 3
 新・港村(しんみなとむら) 小さな未来都市』
である。

FaceBookでこの5月3日に再会?した、横濱市立櫻ヶ丘高等学校の同窓生 尾崎と開催まで一ヶ月を切った現場にお邪魔して来たのは7月7日七夕の午後。尾崎が以前から知っていた、アートによる都市創造を推進する横濱市の担当者と、僕が小樽で知り合った若き映像作家が BankART1929 に僕らを結びつけ、代表の池田さんに最初にお目にかかったのは6月6日だった。

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小樽の映像作家は BankART1929 のワークショップの講師を務めたことがある。その後、僕と彼がプロジェクト化したいと盛り上がった、とある小樽の廃墟に往時の建物をバーチャルで再現する発想を『 Life 3
 新・港村(しんみなとむら) 小さな未来都市』
に出展させてもらうべく、池田さんにぶつけに行ったのだ。

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開催まで時間もなく、すでに設営が始まっているのにも関わらず提案に現れた僕らなのに、池田代表は製作中の館内を自ら案内し、僕らの考えを聴き、ご自分の意見を丁寧に説明してくれた。

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今をときめく建築家たちによる小さな未来都市は、まだその全貌を表してはいなかった。

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僕と尾崎は会場の新港ピアを退去。
現実の未来都市(みなとみらい)を歩き、

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吉田町商店街を抜けて野毛に向かった。

結果どうこうではなく、5月に再会?してわずか2ヶ月にして二人初めてのプレゼンテーションが現実に行われたこと。それにきちんと耳を傾けてもらえたことに爽やかな満足感があった。逆にこれからは、じっくりと腰を落ち着けてプロジェクトを練り込んで行こう。


野毛では FaceBook上でサスペンス不条理ストーリー『読む芝居/怪少女倫子』を連載中の劇団離風霊船主宰、岸田戯曲賞受賞作家、大橋泰彦さんにお会いする。尾崎はかつて劇団離風霊船に所属していたのだ。


『横濱トリエンナーレ』
 http://www.yokohamatriennale.jp/

『 Life 3
 新・港村(しんみなとむら) 小さな未来都市』
 http://www.bankart1929.com/

 は8月6日から11月6日まで開催。




新しい出逢い。

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北海道小樽在住の僕が、昨晩、東京の友人と横濱の友人を引き合わせた。

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三十の時、急性ストレス性胃腸炎で入院。退院早々に、事務所の近所、新宿御苑の新宿門の真ん前にあるアウトドアショップ『ラルゴ』を紹介された。以降、その場所は大都会にぽっかりと開いた風穴、フィールドへのシェルターのような、僕の隠れ家となった。今年で27年になるラルゴを営んでいるのは菊浦史。以来二十年以上、北海道移住、内モンゴル行、母の死、等々、僕の人生の節目に必ず菊浦さんは寄り添っていてくれる。

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尾崎は高校の同窓生だ。横濱市立櫻ヶ丘高等学校。
しかし、在学中にはしゃべったこともない。お互い顔を知っている程度だった。
ただ共に知っている別の同窓生がいて、彼女がFaceBook上で僕らを引き合わせた。
オンラインで話すと、尾崎は自らの広告会社をもう17年も営んでいるという。
いろいろ共通項があるねえ、とばかりに気が合ってしまった。

元々横濱(生まれは神戸)で、最近は少々横濱が恋しい現小樽市民の僕が、今もなお横濱に住み続けながら、東京もさることながら横濱とこそ関わる仕事がしたかった尾崎と共に、横濱と小樽を壮大に結ぶプロジェクトを立ち上げよう!を合言葉に5月の横濱で再会?した。6月、7月とすでに三ヶ月連続で会ったことになる。

自転車でハシゴする菊浦さんは自転車を『駐車』している。
菊浦さんとの出逢いをFaceBookにアップしようとしている尾崎は、二軒目の外観を写真に収めている。

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一生もんの大切な縁。
50を過ぎてまた新たな組み合わせを試みた。
二人ともいい男だなあ。

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大いなる世代、グランジェ。
何を食べるかよりも、誰と食べ、
誰と飲むかの方が遥かに重要なことに気づいて来たこの頃なのだ。




南町田の叔母夫婦。

南町田の空

7月10日の南町田の空はこんな風だった。

10日昼

だから、昼時に現れた僕に叔父は涼しい昼食を作ってくれた。

仲良し

美しい惠子叔母は僕より十歳年上。旦那は中学からの同級生。
二人の結婚式の時、僕は高校生。披露宴でギターの弾き語りをした。
同級生たちの二次会三次会になぜか僕もいて、新婚初夜は三本川で寝た仲なのだ。

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旦那の一成さんはおもてなし好きで、この日もたくさん料理をつくってくれたばかりか、還暦の祝いにいただいて一年半も封を切っていなかった自分の名前入りの特別な酒を僕のために開けてくれた。

叔父の晩ご飯

自慢の料理が出てくる出てくる。

ベビーホタテ

いつもより増えてしまう酒量も、客人いればこそで叔母の許しも出て、ますますご機嫌な心優しき叔父との夜は更けてゆく。

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ちなみに来月僕は52になる。
お二人ともとても年齢には見えないでしょう。




名作コピー読本。

名作コピー読本

仕事の参考書をまったく読まない僕が、大昔に読んで感動した名著。
読み返したくなって探したけど、どうしても見つからず、ネットで探しまくって廃刊していたのを譲ってもらった(右/昭和57年発行)。

調べると「新」というのがあった(左/1987年発行、96年第9刷)けど、どうやらこれもすでに廃刊なので入手。若干足したり引いたりがあるようだけれど、基本的に同じ内容だった。

それでもまったく惜しくない。
時代を超えた名著だと思う。


熊碓神社例大祭。

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七月二日土曜日。まずはお参りから始まる。

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熊碓神社は僕の自宅から最も近い、小さな神社。
急坂の突き当たりから、さらに急な階段を昇り切るとお社がある。

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手を合わせ、お賽銭を差しあげ、お神酒をいただいて、ようやく夜店に出かけて行くのである。天候が良ければ、向こうに小樽湾が見える

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長い一本道の両側に夜店が連なる。神社からのロケーションもなかなかよろしい。

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ふりかえれば、こんな塩梅。
背後を神社と神社の杜に抱かれている感じ。お祭りはやはり、この関係性の中に大切なものがあるのだと思う。近頃、祭りじゃないものを祭りと呼ぶ催事が多い気がする。それにしても、祭りでは誰も彼もみんな笑顔だなあ。

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暮れ色。祭り気分は嫌が応にも急上昇する。

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最近の金魚はなんだかやたらと大きく成長するらしい。
祭りごとに金魚をすくって帰っては、よく母に叱られたっけ。

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昔も今も、必ずや理不尽な判定を下すおっさんが取り仕切っている型抜きの情景。

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もうそろそろ帰らないと。
でも、やっぱり帰りたくない。



世界最古の恐竜展。

恐竜展

7月1日金曜日。
NHK主催の恐竜展の開会式と内覧会に出かけて来た。

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実はこのスーパーリアルのイラストを描いてるのは僕の友人なのだ。
売れっ子イラストレーターの佳代美ちゃんは、僕の東京・広告屋時代の同期デザイナーが旦那である。

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旦那は多摩美出身。佳代美ちゃんは武蔵野美大出身、旦那の父親は現役の画家で多摩美の出。今年から大学生になった二人の娘はムサビ出身という芸術一家だ。

恐竜4

お陰で僕は今展覧会の招待券をたくさんもらったし、会期前日の記者発表と内覧会の招待状もいただいたのだ。

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今回の展示は学術的価値も非常に高いと聞いているが、なにより非常にエンタテイメントに徹していて、子供にも大人にもお薦めだ。

恐竜展図録

佳代美ちゃんのイラストがふんだんに使われている図録もいただいてしまった。八月の最終日曜日まで、地下鉄東豊線福住駅下車の「北照クロテック月寒ドームにて好評開催中。



癒しの潮ノ湯。

明けの空

6月26日、日曜日。
秀ちゃん食堂二日目を終えて、店内でスタッフ打ち上げ。
そのあと風の色、山野とアウラの中Gと繰り出したら完全に世が明けていた。

中Gのタクシーを見送って、店に戻る。それぞれ椅子を6脚ほどくっつけて、シャチョーとセンムの仮眠である。

車窓

午前十時の小樽行き函館本線は素敵な車窓。
吸い込まれそうな海の碧。透き通って底の岩や昆布まで見えている。


潮ノ湯

そのままバタンキューすればいいのだけれど、JRの車窓を眺めていたら、大きな浴槽に入浴している自分の姿が見えたのだ。
だから、小樽で一番大切な銭湯、潮ノ湯に来た。

松原夫人

大好きな松原さん。とても七十歳には見えない。
でも、ご主人が近年大病をされて、ほとんどお一人でこの潮ノ湯を切りもしされるようになった。

「あとどれだけ続けられるかなあ…」
と最近はしばしばそんな寂しいことをおっしゃっている。

潮ノ湯のある町内会は、高齢化が進み過ぎて会の体裁をなしていないとのこと。こちらで知り合った時計職人の毛利さんは、九十を過ぎて札幌へ行ってしまったし、相棒の木地挽きもの職人の土門さんは生涯現役のまま、この正月にお亡くなりになった。

「あなたどうして望洋台へ越して来たの? 景色が美しいからと言うだけの理由で? 望洋台の高齢者は、雪かきが出来なくなって、ある年齢になると、みんな下界へ下りて来るのに。小樽市内で一番お年寄りが離れて行くのは望洋台と松ヶ枝町なのよ」と松原夫人。


秀ちゃん食堂アルバム。

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去る6月24日金曜日、25日土曜日にわが もっきりバル 風の色 で行われた秀ちゃん食堂の様子を採録。

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常連

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仕事時間、庭時間。

ランタン吊り

仕事がゆるやかになると、おのずと庭とか花とかに目をやる時間が増える。枕木水栓まわりにはランタンのフックをつけて宵闇の時間も楽しめるようにしてみた。

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ちょっとしたことに手をかけたてみたり、クルマで出かけるところをバイクで風と仲よくしたりする。

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柄にもなく道ばたの花にも気づくようになる。

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15年くらい前から欲しいと思っていて、高価で手のでなかった日時計が生産終了の特売をしていたのを偶然見つけた。庭にいたくなるような心地よい天気の日にしか、日時計は時を刻んでくれない。それが凄く素敵だと思った。なんてアナログなことだろう。

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フィッシャーボーイの釣り竿の影が時を告げる。
水を張ればバードバスに、餌を置けばバードフィーダーにもなる、なかなかの優れものなのだ。

こうした心のゆとりと経済的ゆとりが、僕の場合、両立しないのが玉に傷なのだけれど




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