春の行動力。

早朝から庭で腕組みをしていた。
4年ほど前に自作した燻製用の竃(かまど)をどうしても移動したくなった。
実用はもちろんだけど、オブジェともして割り合い気に入っているんだ。積雪にやられた垣根のぐしゃぐしゃを撤去したら、竃の後ろ側に思いもよらぬスペースができた。竃を後ろにずらせば、気持ちとはいえ庭が広くなる。それと、ホームセンターで発見した素敵なレンガを枕木と併せて低い塀に仕立てようと思いついた。北海道ではいかにも目隠しの柵とか塀とかで家の回りを覆いつくしたりする人は少ない。
新たな塀の作成によって石垣ぎりぎりまで広がった庭スペースの際まで、竃を後退させればよいと考えた。でも、コンクリートブロックの土台に、枕木と何種類かのアンティークレンガを組み合わせた竃はおそらく数百キロ。移動は困難を極めた。でも、そこはイノシシ年の獅子座生まれ、思い立った瞬間には土台を掘り起こし始めていた。額には大きなタンこぶができ、二の腕からは出血、指先には棘が刺さったけれど、未明のえいやっで、どうにか完了!
春の朝は、楽しい。
後ろから眺めると、

全体を正面から見ると…
緑の柵は、大正時代の「葦(よし)戸」に彩色して応用。縦使いで「枝折り戸」、3連の蝶番止めで「屏風仕立て」もある。札幌の骨董屋さんで全6枚を購入した。

(面白がって読んでもらえたのなら…)
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