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2021-04

文章チェック。

しまみや


10月5日新創刊、大人の、男の、おやぢと、彼らを愛するすべての人たちのための札幌情報誌「オトン」の校正が出始めた。

北海道のフジテレビ系放送局、北海道文化放送(uhb)では、この雑誌の誕生までを夕方の情報番組「スーパーニュース」で追跡取材してくれていいる。いわゆるメイキングという奴である。僕に関わる部分としては、すし屋の取材風景、原稿の執筆風景等。他にも企画会議の様子や、カメラマンの活躍、デザイナーの作業、そして初めて形となって現れる、今回の校正作業などにカメラクルーがやって来た。約6分のコーナーにして、創刊日あたりにオンエアしてくれるのだそうだ。

僕は巻頭の、創刊「すし屋」大特集のおおかたを取材執筆したので、出版社から初校をあずかり、取材者の何人かを訪ねた。

日本中からすし屋のご子息が修業に集まり、世界中に日本の寿司文化を積極的に広めて歩く、札幌の最高級すし店「すし善」のオーナー兼親方、嶋宮勤さんは、40ページに及ぶ寿司特集の、その最後のページにご登場いただいた。題して「すし屋おやぢの問わず語り」。去る8月30日に取材させていただいた、カウンターの内側から見た、粋な客、素敵な客についてのインタビューを嶋宮さんの独白形式で文章に仕立てたものだ。

「どれ、じゃ、悪いけど、声出して読んでくれるかな。気になるところを書き出すから」。世界の嶋宮からの申し出に僕は言葉をのんだ。校正を取材対象者に目を通していただくのは毎度のことだが、まさか巨匠の前で自分の原稿を「朗読」させられるとは思ってもみなかったからだ。ただでさえ、緊張の訪問であったのに、嶋宮さんは、ペンを片手にノートまで取り出して「朗読」に臨んだのである。なんせこの人は、ホワイトハウスですしを握るような男なのだ。心臓のあたりが苦しくなってきた。

2,000文字に及ぶ原稿を、嶋宮さんは時に眼光鋭くこちらを見据えながら、時に目をつぶって聞き入っていた。朗読終了後、間髪入れずにマエストロが言った。「素晴らしい文章じゃないか! さっぱりして粋だし、僕の言いたかったことを全部押さえてくれてる。いいねえ、いいよ」。
それは最大級の賛辞だった。僕の緊張は報われた。

写真は、まぐろの写真を所望したデザイナーのために、その日仕入れた戸井の本マグロをさばいてくれた際のもの。その品質の良さに、親方自ら感じ入ったように何度もため息をついていた。自分の店のマグロに感動しきりだった。嶋宮さんのすしは、その感動を握ってお客に差し出すのだろう。

このときの本マグロは、オトン創刊号の表紙とすし特集の扉ページに登場するので、乞うご期待!
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