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2021-04

純喫茶。

じゅん


きっかり3週間、更新をさぼってしまいました。

最後に日記を書いて、そのまま東京出張へ。会う人、会う人「インフルエンザ関係者」で、一週間の滞在の最後には、どうやら「もらって」しまったようで、帰り着いてダウンしつつも、東京へ旅立つ瞬間まで書いていた雑誌原稿の校正が出てしまい、病床で原稿をチェックしたり、関係各位に確認をとったりで、最悪でした。

東京滞在の二日目。
内モンゴル人バト君との待ち合わせまで時間があったので、久しぶりに池袋東口界隈を散歩したあげく、看板に感動して、ああ、何年ぶりでしょう!「純喫茶」に入りました。

ド◯ールや●ターバックス等の、安くて気軽でおいしいコーヒーを飲ませる店が世の中を席巻して、すっかり町の喫茶店から足が遠のいていたんだなあ。
「モーニングセットあります」の手書きのメニューも懐かしく見とれているところに、ウェイトレスさんがトレイにコーヒーを運んできます。小さなミルクピッチャーを掲げながら「ミルクはお入れしますか?」というこれも懐かしいひと言。純喫茶で繰り広げられる、こんなささやかなコミュニケーションをすっかり忘れていました。毎日毎日、同じ時間にやってくる人。町を見続けてきたマスターと、常連客の長年のお付き合い。そこには喫茶店文化とでも呼びたくなる何かがありました。ふと、浪人時代に毎日通ったJR大船駅近くの喫茶、薔薇館を思い出したりして…。

電話が手紙にとって代わり、さらにファックスや電子メールで便利になった世の中。でも、どこか無機質で、仲良しの間で交わされるの場合をのぞけば、たとえ一方通行であろうとも、相手に気持ちがあろうがなかろうが、大量におくりつけられる電子メールの山にあまりにも不感症になっている自分を忘れがちです。逆に言えば、たとえ相手の心に届いて欲しい気持ちをいっぱい詰めこんでみても、電子メールって、受け取った側にとっては、そのまま流してしまっても罪悪感をあまり感じなくてすむ、あるいは、実は感じてしまっている痛みを、相手に悟られずにやり過ごすことができるメディアなのかもしれません。仕事なんかの場合には、正面切って報告したくない場合に、便利に使われているような気がします。それが「面と向き合う」(たとえ距離があったとしても)人間関係を稀薄にしている気がしてなりません。

カウンターでキャッシュオンデリバリーの、今時のコーヒーショップとのギャップを思い浮かべながら、純喫茶でそんなことをとりとめなく考えていました。

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