FC2ブログ

2021-04

邂逅。峯山冨美さん1

運河

元小樽運河を守る会会長の峯山冨美さんは、16年前に横濱から小樽に移り住んだ僕にとって、最もお逢いしてみたいと願い、これまで叶わなかった小樽人である。

小樽のカメラマンで、運河の保存運動やその後のポートフェスティバルに関わっていた志佐公道さんが、数年前のある日、峯山さんの著書「扉は閉じられて」を貸してくださり、一気に読了して以来、その思いはさらに深まっていた。

60歳を過ぎてから、小樽の一市民として運河に関わり、その功績が讃えられて今年の日本建築学会文化賞を受賞した峯山さん。“小樽運河と石造倉庫群の保存に関わる市民運動を通して小樽都心部の復興・再生に貢献した業績”(同賞の受賞理由から)。

峯山さんは今年94歳で、渋谷区広尾の私の父方の祖母と同じ年である。お名前の冨美は、字まで含めて私の母とまったく同じである。そんなごく個人的な理由までが、峯山さんへの思いを高めていた。その峯山さんとお逢いして、食事を共にしながら、ゆっくりお話を伺う僥倖に惠まれた。

昨日、3泊4日の入院から事務所に戻ると、ちょうど一ヶ月前、札幌のおでん屋「小春」のカウンターで偶然隣り合わせ、ご一緒していた北海道テレビのSさんから紹介された、札幌市清田区地域振興課のFさんから手紙が来ていた。11月4日に自らの企画で講演をお願いしている峯山さんとの最終打ち合わせのために小樽に赴く。先般小春で星野さんが峯山さんへの思いを語られているのを思い出したので、よかったら打ち合わせ後の食事に同席しないか、との文面だった。それはまさに昨晩のことだったので、僕はその場で手紙にあったFさんの携帯電話に連絡した。

小樽に戻り、病院で点滴を受けてから再びFさんの携帯電話を鳴らすと、打ち合わせを終えて峯山さんの行きつけの寿司屋「みよ福」にいるからどうぞとのこと。Fさんは小樽商科大学の出身で、峯山さんとの出逢いは30年前にさかのぼると聞いていた。

僕は、背筋を伸ばし、大きく息を吸い込んでから、みよ福ののれんをくぐった。




スポンサーサイト



● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://azumashikikuni.blog16.fc2.com/tb.php/261-5a058149
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

邂逅。峯山冨美さん2 «  | BLOG TOP |  » 入院考。

カレンダー

03 | 2021/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

プロフィール

azumashikikuni

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

FC2カウンター

FC2ブログランキング

FC2 Blog Ranking

全記事(数)表示

全タイトルを表示