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2021-04

酉の市で思い出したこと1

ちらしブログ

昨年の11月は、横須賀に入院していた病の母を小樽に連れて来た月だ。8月お盆から何度も帰省して、ようやくすべての移送の段取りをつけ、用意万端乗り込んだ。

ところが迎えに行く少し前に転倒骨折した母は、容態が悪化してとても飛行機による移送に堪えられる状況ではなく、回復するまで僕は横須賀に足止めを食ってしまった。今日か明日かと日延べをしているうち、滞在は三週間にも及んだ。

滞在中に酉の市が二回訪れた。
一の酉の11日日曜日は浅草鷲神社へ、二の酉の23日金曜日は横濱の金比羅様を訪れた。

今年の酉の市は三の酉まで。三の酉まである年は火事が多いとか言われる。昨年を思い出して、そんなことどもに思いをめぐらせながら、お酉様に行きたいなあなんて思っているうち日々に紛れ、師走も一週間が過ぎていた。二の酉の横濱では、数日後に迫った母の移送のお守りのような気持ちで、小さな縁起物の熊手を手に入れたっけ…。


先日五周年を迎えた札幌の『七番蔵』。
店名のネーミングから、ロゴ作成、さまざまな印刷物のコピーライト、企画制作にまで携わった北海道夕張郡栗山町の造り酒屋直営の酒亭なのだが、フルネームで記載すると『地の酒、地の酉(とり) まる田 七番蔵』となる(まる田とは、酒蔵小林酒造の屋号)。

『地の酉』とは地鶏のことを表現したのだけれど、お気づきの通り「酉」の字に“さんずい”をつけると酒になる。

そして「酉」には、その文字自体にも酒、あるいは、
酒を醸す壷、などの意味があるのだ。

酒を呑みたくなる頃合いの時刻や方角のことも表すし、
そしてもちろん、トリニクの鶏の意味も持っているすぐれ文字。

そうしたすべてを掛け言葉というか、
ウチに秘めたほのかな想いというか、
そんなことに託して採用した訳だ。

その店の命名に『地の酉』としていたのは、朝顔市、ほおづき市、羽子板市、酉の市などのお江戸の祭りを愛してやまない僕の嗜好とやはり無関係ではないと思うのだ。


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