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2021-04

輪島の瀬戸國勝さんから。

ゆべし

札幌の丸井今井デパートで、10日土曜日から今年も加賀老舗展が始まった。そして、1988年の大晦日に能登は輪島で出逢い、1996年1月このデパートで衝撃的に再会した、瀬戸國勝さんの漆展も例年通り同時開催である。

11日日曜日に個展の会場を訪ねると、先客がたくさんいて、お互いに目配せはしたものの、なかなか正式なご挨拶に至らない。奥様も顧客の対応に追われている。札幌のセレブが大勢訪れる、同デパートのギャラリーの年間の催事の中でも、瀬戸さんの漆器展はドル箱なのだ。

瀬戸さんがこの正月の丸井今井の催事に出展を始めて20年を越える。ここで再会を果たして13年にもなるのだから、さもありなんだけれども、1996年当時はまだ、輪島の雑貨店「てふてふ」としての出展で、個展には至ってなかった。

一年ぶりのご挨拶と共に会場内のソファに腰掛け、近況を語り合いながら、瀬戸さん自らがいれてくれた『イエメン』のコーヒーを、ぜいたくにも瀬戸さんの器に和菓子を載せたものと一緒にいただく。瀬戸さんのお嬢さんは、現在京都で自家焙煎の珈琲店を営んでおり、この珈琲は彼女の師匠の手に寄るものだと言う。深い苦みをたたえながら、すっきりした後味に舌を巻いた。

かれこれ三時間。
瀬戸さんは、お話に興じては顧客の接客に戻り、こちらもソファから立ち上がっては作品を眺めなおす。

13年間のうちに、僕の手元には瀬戸作品がわずかながらも増えて来た。ぐい呑み、味噌椀、飯椀、醤油差し、蕎麦猪口…。ようやく手の届く小ものばかり。いずれはと思って我慢していた中もの大もの(ほんとの大ものは10万円の位を越えてしまうが…)は、瀬戸さん評価の高まりと共にお代も上がって来てますます手が出ない。必ず毎年新作も登場するので、手に入れたいものはどんどん溜まってしまうのが切ない。

近年、瀬戸さんが力を入れている、漆と錫(すず)のコラボレーション作品を何かひとつ、と迷いに迷い、表が赤の漆、内側が錫の片口を長い時間手にとり、こいつで酒を嗜む自分をイメージしてみたものの、この一週間禁酒生活に突入していたことを思い出し、結局、シンプルな黒と赤の平皿を一枚ずつ購入した。

setoblack.jpg

地元北海道で能登の人をお迎えしながら、毎年瀬戸さんからおみやげをいただく。今年は柚餅子(ゆべし),梅のお茶、その他。

14日水曜日開催の、瀬戸作品を使ったお茶の会『瀬戸國勝創作漆器を楽しむ 午後のひととき』にお誘いを受けた。これまではディナーと瀬戸作品のコラボだったのだが、百貨店側が顧客招待の形で開催するセレブ向けの会だったので、お声がかからなかった。

setored.jpg

14日には、さきの珈琲の巨匠がわざわざ珈琲を点てに来道、弟子であるお嬢さんがアシスタントを務めるという。その様子は改めてまた、ここで。







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