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2021-04

六日のあやめ/小樽の赤2

赤い運河

小樽の時間、ということならと、一番最初は志佐さんに連れて来てもらった『樽』の扉を開ける。独りのときこそ来たくなる、数少ない「酒場」と呼べる中嶋さんの店。こういう古い店は、本当の常連さんと訪れると、また味わいが深くなる。

カウンターに腰を下ろすと、志佐さんは奥隣に座っていたちょんまげ結びの男性と話し始めた。話を聴いていると、この店の内装のもろもろの造作に深く関わっている方らしい。しかも、樽を訪れる、聞き覚えのある文化人のお名前が次々と登場して、いったいこの人は何者だろうと思った。

土曜の夜は一番ひまだから来て、と最近中嶋さんに言われたという志佐さんだったが、常連客は次々現れ、なかなか店主を独占することはできない。とはいえ、いつのまにか映画好きの中嶋さんと日本映画のアカデミー賞受賞から、写真の話、文章書きの話と話題は尽きることなく、ちょんまげさんはお帰りになった。


赤が気になっていた僕の眼球に一枚の絵が写った。
ずっと以前からその暗がりの壁に掲げられていたかもしれないのに、僕には今日初めてその場所に居座った感じがあった。

それは赤い小樽運河の油絵だった。
作者は、あのちょんまげさんだという。

(携帯写真、ピンぼけでゴメンナサイ)



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