『草原の人になる』上映会。

去る7月23日から29日に実施した内モンゴル・サマーキャンプ。幼稚園児から高校三年生までの子供たちと、そのお母さんや僕と相棒、そして熟年ファイターの老若男女、総勢15名の旅だった。
ツアーの支援者と名古屋で落ち合い、映像による報告を行ったのだけれど、帰路、さらにそのDVDを携えて東京に立ち寄った。浅草の宿からさらに東へ1時間、キャンプ参加者の集中する千葉市検見川のとある場所に、全員が集合してくれた。僕の作った1時間の映像を鑑賞するためにだ。
9月6日日曜午後8時半過ぎから上映会は始まった。
熱い一週間を共に過ごした懐かしい顔が皆そこにいる。付録の「お宝映像」までのすべてを見終わった頃には午後10時を回っていた。子供たちは明日学校だというのに…。
カメラを回した僕なりに、自らナレーターまでこなし、かなり頑張ってドキュメンタリー風に編集したので(事実、再編集を試みてのオンエアを目指している)、それぞれ自分が主役のテレビ番組を観るように、食い入るように集中してくれていた。やっぱり映像の力は凄いと思う。

少なからずこの時だけは、旅の時間に引き戻されていた。
いとしい旅の道連れたちと別れて、また明日から日常に戻っていく。
自分だけ遠い所(北海道)に住んでいる現実が、少しだけ僕をさみしくさせる。
5年越しの内モンゴルの旅の大切な相棒『ラルゴ』菊浦さんと、都心へ戻る終電までの60分一本勝負。JR新倹見川駅前の居酒屋で、何千回目かの盃を交わした。
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