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2021-04

哀愁のヨーロッパ。

バイエル

おとといの晩、突然ヨーロッパ行きを決めた。
昨晩、飛行機を予約した。出発10日前。

それにはいくつか理由がある。もちろん、自分を納得させ、周囲を説得するための理由なのだけれど。

1、今年は、卒業旅行でヨーロッパを訪れて25年目にあたる。
2、モーツァルト研究家の海老澤敏先生と仕事でオーストリアほかを旅してからも20年以上が経過した。
3、去る8月で50歳になってしまった。
4、この4月に2年間の闘病の末に母を亡くした。
5、父の命日も来年で20年目を迎える。
6、ついでに今年は、最も敬愛する作家太宰治の生誕百年だ!
7、9月末から10月にかけて、風の色のボスが重要な役で出演している北海道発信の芝居の欧州公演がある(ハンガリー&ルーマニア)。
8、母のあれこれ等でけっこうなマイルが貯まった。
9、とはいえ昨今の情勢を見るに、J社のマイルは早めに使っておくべきかもしれない。

まあ、理由になるんだかならんのか、こじつけめいたものも多いのだけれど、7と8、9は現実的な要因ではある。 心情的には3、4、5が偽らざる部分。もうそろそろ心機一転リフレッシュしなくては、と焦りながら悶々としていること自体、甘えとは分かっているのだが…。

9月17日の木曜日の晩、北海道演劇財団付属劇団TPSの『冬のバイエル』を観た。2000年の初演から観続けている作品。20年近くに渡って、ボス山野の出演作品を欠かしたことはない。自分が番頭を務める事務所の代表であることを超えて、俳優山野のファンのひとりとして、40数年に渡る彼のキャリアの中でも代表作であることは間違いないこの作品が好きだ。お国の支援を受ける形での、二回目のハンガリー訪問という事実が裏打ちしている。

ハンガリーの戯曲を原作とする前昨が秀逸だったことが縁で、4年前のハンガリー公演が実現した。2005年、山野は海外づいていた。8月内モンゴル。9月ハンガリー。10月釜山(国際映画祭)。今回の公演は、4年前の公演作『亀、もしくは…』のハンガリーでの出版記念の意味合いもあるという(両作品共に、脚本、演出、主演、斉藤歩/『冬のバイエル』は斉藤オリジナル)。


17日。芝居がはね、小屋を出て、ひとりトボトボ歩いた。

映画や芝居の後は、作品を肴に酒場にひかれるのが常だ。でもその晩はそんなことも忘れ、キンとした空気を漂うように、中島公園を抜け、すすきの、大通り…気がつけば札幌駅。所要40分。

前述したような『理由』が去来して、妙にひとりが身にしみた。
トボトボが身にしみた。実にトボトボした一年だった。

トボトボの最中になんとなく決めた。
10月7日のブタペシュトのバイエル。その劇場にいようと。
それ以外はまだ、なにも決めていない。


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