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2021-04

生ハムの博物館。

ハモン1
 
そういう名前のバルなのだ。

あ、お話はハロウィンから、ちょうどひと月前、10月1日のマドリードに戻った。

生ハム=高級嗜好品のイメージが強いので、ちょっと尻込み。
ただ、生ハムが大好物であり、まだ本当に美味しい生ハムを食べたことがないんじゃないかと常々思っていた僕の目前に、この店はいきなり登場した。壁一面生ハムが覆っている。おおおおお。

ハモン5

普通に小売りしているらしく、ショーケースに圧倒的な品揃えで生ハム、チーズなどが並んでいる。

 
そこだけ見ると肉屋なのだが、一方に目をやると、カウンター席もテーブル席もあるバルであり、その圧倒的なにぎわいから、もの凄い繁盛店であることが分かる。

ハモン6

おそるおそるカウンターに近づき、きっと種類はたくさんあるのだろうけど単純に「生ハム(ハモン)」と生ビールを注文する。ビールのつぎ方のあまりの豪快さにしばし呆然。間髪入れずにハモンがバーンと叩き付けられるように目の前に置かれ、その物量にさらに圧倒される。

ハモン2

この豪快さ、この気楽さは、どう考えてもこの店の大衆性を物語っている。それにしてもこのハモンの厚さ枚数はどうだ。だまってオリーブも出て来た。パンも自動的に出て来た。

少し我れにかえってまわりを見渡すと、多くの人がチーズなんかと一緒に最初からパンに挟まった奴を食べている。そういえば最初の注文の時、お前はそうしなくていいのか、と尋ねられた気もしないでもない。そいつがパニーニってものか。たしかにハモンとチーズとパンが単品単品でやって来ると、ひとりの客には手に余る。でも、もう、注文してしまったのだから仕方がない。

それにしても生ハムの概念がくつがえる。
分厚くて存在感たっぷりの奴をがんがん口の中に放り込む。でも皿も上のハモンはぜんぜん減った様子がない。う、うまい。

庶民的なスーパーですら、日本では向こうが透けそうに薄いくせに、ほんの少量でけっこういい値段するあれは一体なんだったんだろう。

ハモン4

誰もが口にするほとんどのものを手づかみで食している。
手についたハモンの油を紙ナプキンで拭き、オリーブの種を口から出すと、みんなそれらを平気で床に落としている。それ用のゴミ箱らしきものもあるのだけれど、あまりその中に入れることには神経を使っていないようだった。



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