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2021-04

小樽放浪記~吉田類さんとの13時間3

わか松

句会が終了した頃には6時半をまわっていた。
お別れのご挨拶をしていると、
「星野さんは(二次会)行かないんですか?」
とどなたかが言ってくれて、事務局の伊勢さんも
「ぜんぜん大丈夫ですよ、よかったらどうぞ」
なんてことになった。
この先はどこどこまでのメンバーで、ということはないようなのだ。
来たい人はみ~んなおいで、そんな感じ。

会場は、残念ながら見逃していた『酒場放浪記』の小樽篇に登場した日本酒の店「わか松」。僕も一度だけ訪れたことがある。

東京からの舟のメンバーは、道新東京支社の方、熊本県東京事務所の方、ライターさん、女優さん、と多士済々。これに道新本社の方、札幌から句会に参加した親子、小樽と札幌の小説家、地元のお医者さんと、二次会から新たに登場の方もいて、これまたにぎやかな二次会になった。あ、愛知からの参加者もいたっけ。

わか松2

夜も更けて会はお開き。わか松の玄関には離れがたしといった風情で参加者が別れを惜しんでいた。薮半に引き続き、記念撮影で散会。



渡辺淳一さんが師匠である小説家の喜多由布子さんは札幌からの参加だけれど、しっかりホテルを押さえており、臨戦態勢。いよいよここからは宿泊組だけが残るのだけれど、気がつけば僕も小樽駅前に新しく出来たホテルのロビーに居た。買い出し隊が戻って来たタイミングで、部屋飲みにご相伴だ。

部屋

薮半での句会の作品一覧を、一日中参加者の世話を焼いてくださっていた道新東京の岩本さんが取り出す。僕がときどき声の仕事をしているという話から、喜多さんが選んだ句を僕が詠み上げるという、部屋飲みの趣向、ささやかなイベントが始まった。

みんな心優しき方々なので、僕のへたくそな俳朗をほめそやしてくれるのだ。吉田さんなど、

「ね! おんなじ言葉でもさ、詠み方によってとても素敵に聴こえたりするものなんだよね。いいねえ」

すると誰かが、

「酒場放浪記の最後の類さんの俳句、こんどからホシノさんの声でやってもらったらいいんじゃないの?」



ほめすぎである。
でも、そうと分かっているのに、やっぱり悪い気はしない。
「あ、そのナレーション、ぜひ、やらしてください!」
すっかりいい気分にさせてもらって僕もお調子者である。

僕の好きな北海道の呑み屋の話をすると、吉田さんは、

「そうそう、そういう情報がありがたいんだよね。いっそ、番組に出演してもらおうかな。僕がそう言やあ決まっちゃうんだから」

と次第にエスカレート。むろん吉田さんのリップサービスであり、あるいは酔った勢いの記憶に残っていない発言かもしれないけれど。ただそれは、今度の正月に酒場放浪記の4時間スペシャルが企画されており、その冒頭が北海道篇で、12月にロケのためにふたたび北海道を訪れる、という話の流れでのことである。4時間のスペシャルとは番組と吉田さんの人気のほどが伺える。

これだけでもたいそう嬉しい展開だったのだけれど、究極の幸せはもうひとつやって来た。小説家の喜多さんと僕、道新さん以外で唯一残った地元参加者に、吉田類さんがじきじきに俳号を付けてくれることになったのである! 喜多さんは言葉のプロフェッショナルとはいえ(一応僕も物書きの端くれではあるけれど…)、二人ともその日生まれて初めて俳句を詠んだのである。

喜多由布子さんは、遊嵐(ゆうらん/でしたっけ?/この晩、アイドルのアラシの札幌公演があり、飛行機もホテルも満席満席だったそうな)。

で、わたくしめは、
「北海道のスター、北のホシノさんだから北星(ほくせい)にしよう。いいじゃない、ねえ」(吉田類談)
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