五香飯店に捧ぐ?。
三が日を過ぎると、御節に飽きて来る。
「おせちもいいけど、カレーもね!」
というのは、やはり秀逸なコピーですね。
で、わが家は「五香飯店」にやって来る。
注文が入ってから奥さんが皮を打つ餃子は絶品ですよ!
焼きそばもチャーハンもいいけどね。
そうそう、塩味のラーメンも忘れてはならない。
で、今日は、餃子と焼きそば、リュウ豆腐。
サービスでいただいた、ピータンにネギと味噌を添えた奴が、
やたらと中国酒・白乾(パイカル)と合うのを知った。
佐世保の中華料理屋で修業していたことのある小関さんは、
佐世保から奥さんも連れてきた。
取材でそんな話を伺ってしばらくしてから、
年末年始も元旦しか休まない五香が、
一週間くらい店を閉めていたことがある。
小樽に嫁いで数十年、
以来「初めて」佐世保へ里帰りするのだと聞いた。
え?
それを聞いて僕は、
奥さんの小樽への旅はまだ続いていたんだと思った。
里帰りで、ようやく、長~いひと区切り。
帰ってきて、やっとほんとの小樽の人になったのかな。
横浜から小樽に移り住んで十三年。
たとえば富良野や函館や、道内のどこかを旅して小樽に帰り着いた時、
あ、まだ、旅は終わっていないな。
と感じることがたくさんあった。
最近はそれも少なくなってきたけれど。
少しまた小樽の人になって来たのかな。
細身の長身なのに、
鍋を振る左腕が異様に太い小関さんは、
この四月七日で六十七歳になる。
いつもニコニコしながら、
僕の酒を何度も席に運んでくれる奥さんは、
すっかり小樽の人になったんだろうな。
僕は小関夫妻の大ファンなのです。
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