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2021-04

瀬戸國勝さんと小西由稀さん。

デスコ1

1月16日土曜日は、和田由美さんの記事さまさまで、わが『もっきりバル 風の色』開店の午後三時から、明らかに縁故者ではないお客様が次々現れてくださった。

三時開店lは今回の店オープンの一連の中でも、最も冒険した部分のひとつ。平日昼間から背広の紳士がお銚子を傾けている神田の蕎麦屋とは違って、まだまだ札幌では、ランチのグラスビールですら眉をしかめる人が多い。そんな土地柄なので、もっきりバルとしては朝から開けたいのをぐっとこらえて、遠慮して午後三時なのだが、早い時間は予想通り大苦戦だった。

それが三時の瞬間から数組のお客様が続き、僕のいた午後六時までは途切れることのないばかりか、開業以来縁故者がほとんどだった当店で、後から聞けば午後9時近くまで、ほとんどが北海道新聞を読んで足を運んでくださったフリのお客様ばかりだったという。


そんなありがたい状況を尻目に、僕は一足早く店を抜け出した。
丸井今井で開催されている「加賀老舗展」協賛の『輪島 瀬戸國勝 漆展』の瀬戸さんに、ある人を引き合わせるために。

昨年末に『おいしい札幌出張』が全国発売されたばかりの、フードライター小西由稀さんと、僕はそれまでたった二度の面識しかなかった。一度目は、彼女が「dancyu」で組んでいるカメラマンの本田匡さんと僕が、とある飲食店取材の帰りにたたずんでいた道ばたで。二度目は、お友達と一緒に『もっきりバル 風の色』を訪ねてくださったとき。

デスコ2

僕は好きな人、素敵な人と、気になる人たちを引き合わせたくなる質で、ようやく三度目にお会いする小西さんを、瀬戸さんとお引き合わせすることに勝手に決めた。今回の滞在中、昼に夜に、小西さんの著書を携えて、おいしい店探しに東奔西走している瀬戸さんを知っていたからだ。食いしん坊の瀬戸さんに直接小西さんをご紹介したら喜んでもらえそうだし、食を盛る器を創る作家さんは、小西さんのような方には、これまた喜んでもらえそうに思ったから。

もっと本音を言えば、年に一度か二度とはいえ、日本を越え世界の街角においしいものを探し求める瀬戸さんを、今夜はどこへ連れて行こうかと頭を悩ませるストレスを、素敵な本の著者に、すこし分かち合ってもらいたかったのである(笑)。

デスコ3

僕の狙いは的中。参考書の著者の訪問を瀬戸ご夫妻がたいそう喜んでくれたばかりか、件の著書にも掲載されていない、別の抽き出しからの一件(中央区南4条西6丁目 晴れ晴れビル2F イタリアンダイニング『デスコ』)が選ばれ、ご夫妻に僕らふたりご相伴する展開となったのであった。


明日はその新刊書の発行記念パーティという小西さんの晴れ舞台の前夜であり、前の晩まで一日も途切れず新年会が続いていた、彼女の唯一のオフの晩を僕が埋めてしまった形になる。

かくして僕は、おいしい店のセレクトをすっかり小西さんに託して楽をさせてもらったばかりか、彼女の豊富な経験による、含蓄ある食材の話、道産ワイン産地の話、素敵な料理長のエピソードまで、食卓を彩る会話のほとんどまでを委ねた挙げ句、瀬戸夫妻に感謝までしてもらって、なんと素敵においしい夜を過ごせたことか!?


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