天空の句会/ヒコー中年1

二月七日の日曜午後三時。
ほろ酔いで向かうのは浅草駒形橋のたもと、老舗和食店の「むぎとろ」だ。こちらの屋上ラウンジが「天空」で、吉田類主宰の句会『舟』の月例会場でもある。

その名の通り限りなく天に近く、屋根はなく、

ここから七月最終土曜日開催の隅田川花火大会を鑑賞したら、どんなにか圧巻だろう。
僕は昨年十二月第一週の日曜日以来、二回目の参加になる。
十一月十四日の小樽で、吟行に訪れていたこの句会とその面々と知り合ってわずか三ヶ月足らず。金曜日に句会事務局の伊勢さんから、「舟」北海道支部立ち上げに協力の依頼をいただいた僕は、この日、生涯五句目と六句目の俳句を詠みにやってきた。

句会参加一年の宮沢さんは、小樽の吉田類講演会で進行をされていた方。この二月一杯で北海道新聞東京社会部から釧路の支局に移動になるということでご挨拶。

同じく北海道新聞東京社会部で宮沢さんの部下だった岩本さんは、同じ三月の移動で札幌本社勤務になる。この句会の北海道支部誕生の際には中枢を担って行く人だ。

そんなご紹介の後、吉田御大による白昼堂々の乾杯の音頭で句会は幕を開ける。
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