国本 貴文さんの一輪挿し。
お互いがお互いに出逢えたことに、
なんとなく素直に嬉しい気持ちになれる。
また、ぜひお逢いしましょう、と別れる。
昨晩の国本 貴文さんの取材はそんな感じだった。
国本さんは、その証しのように、ご自分の作品を僕にくださった。
二種類の一輪挿し。
不思議な形をした宇宙。
白っぽい、背の低い方の一輪挿しは、
一昨年北海道を襲った、
大きな台風によってなぎ倒された札幌のポプラを用いている。
一度死んでしまったポプラは、国本さんによって、
新たな生命を吹き込まれた。
「僕の所にやって来てくれた木」
単なる素材という言い方ではなく、そんな表現をする国本さん。
作品のひとつひとつ、
素材の木ひとつひとつに、
彼を突き動かす物語がある。

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