野毛の名店『ホッピー仙人』2

席数はカウンター8席くらいだけど、いっぱいになればスタンディングは当たり前と心得た常連さんたちが普通に立っている。

新しいお客さんが入って来るたびに全員で乾杯が繰り返される。
これも実に自然体でいい感じなんだ。

僕の手みやげの白い恋人のおすそ分けにおどけてくれた皆さん。
僕、このお菓子のCMに出演していたものですから。
高校時代は無口な男で通っていた相棒のタケさんも、青島ビール&紹興酒3本プラス、生ホッピーやぬくっピーのほろ酔いも手伝って、さっき萬里で僕から聞いたばかりの札幌のわがもっきりバルの様子を、自分で見て来たかのように皆さんに自慢してくれている。
常連さんのなかには「俺しょっちゅう札幌出張があるんで必ず行きますから!」なんて言ってくれる人もいた。
渋い酒場好きのためのムック「古典酒場」のホッピーコミックスについに『ホッピー仙人』が登場したのを祝って、仙人が35年前に生まれて初めてホッピーを飲んだ店で先日宴が開かれたという。
その時の記念写真を仙人が見せてくれた。
ある1枚の説明を聞いてびっくり!
写っているのは、仙人を囲んで、吉田類さん、ホッピービバレッジの調布工場長、キンミヤ焼酎(三重県四日市)の当主?、古典酒場編集長…何とも豪華な顔ぶれである。仙人がいかに凄い力の持ち主かがお分かりになるでしょう。

仙人から、件のコミックスの小冊子化されたものと、3月で100周年を迎えるホッピービバレッジの記念ラベルホッピー、そしてその場でコメントを書き込んだホッピーのメッセージカードをいただいた。
「風の色さんへ」で始まる仙人のコメントは、「北海道のおいしいホッピーを飲みに必ず行きますね!」というような内容だった。
なんてあったかい人だろう。
わがもっきりバルには、ホッピー仙人に訪れたことがある熱狂的な仙人ファンがすでに何名か来店しているし、ホッピー仙人の常連という東京の方も来てくれている。そうした人たちには、このメッセージカードがどれだけ素敵なプレゼントかが分かってもらえるはずだ。全国のホッピーファン憧れのこの店とわがもっきりバルはうれしいご縁でつながっているんだよ、という証明書だ。
さらに仙人自ら「記念写真を撮りましょう!」。
仙人の優しい計らいで、前述のメッセージカードや僕の店の案内状を持ったホッピーで乾杯のツーショット。撮影の大役はタケさん。今宵の酔いでなかなか構図とピントが定まらなかったけれど(笑)。

目はつぶっているけれど、タケさん8枚中のベストショット。
心にしみるお宝の1枚になった。
仙人、ありがとう!!
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