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2021-04

一周忌と句会。


四月四日午前十時。
精算を終えて旅館を出て、昨夕お願いしておいた法要のための献花と供物を港の花屋と果物屋で受け取って車に乗る。

午前十時二十五分、三浦霊園到着。三々五々、親族参集。
午前十一時、母の一周忌法要の読経が始まる。墓前にお参りの後、予定通りお昼頃、料理屋のバスが迎えに来て会食の席へ。

この頃から僕は気が気ではない。
吉田類さんの句会『舟』の定例会が始まる午後三時にはむろん間に合わないのだけれど、東京滞在中に時間を見つけて事務局の伊勢さんに投句することになっていたのに、それが出来ていないからだ。

法事の主催は僕なので、着席の誘導も、品書の案内も、飲み物の注文、本日のご挨拶からお酌まで、ことごとく僕自身の仕事なのである。ひとしきり宴が進み、舵を取らずとも席が自然と和んだ頃、僕は廊下に出て兼題の「花」をひねっていた。午後二時、事務局伊勢さんにメールで二句送信。

午後三時過ぎ中締め。
お返しの品を手渡し散会。バスにて京浜急行三浦海岸駅へ。
午後三時四三分発特急にて出発、途中親族と別れ、僕はそのまま浅草まで。

四月スカイ2

午後五時十一分到着。駒形橋から、今日のスカイツリーの塩梅を眺めてから、むぎとろの句会会場「天空」に乱入する。

終盤から参加の僕を見つけた吉田類さんに背後から肩を叩かれる。
その日の披講を担当していた女性から、吉田さんの指示でバトンタッチ。まさか今日の出番はないと思っていたので、少々狼狽しながらマイクを手に俳句を詠み上げる。

乾杯100404

花見客でごった返す浅草の喧噪を横切りながら、ビューホテル手前の小路を入ったバーリィ浅草で二次会。珍しく吉田さんのすぐ横の席にあたり、他のお二人と一緒にけっこう吉田さんと話し込んだ形になった。

乾杯類さん0404

俺はしょうもない酔っぱらいだけど、半端な酔っぱらいではない。
真面目に遊ぶこと、禅宗で言うところの『痴聖』が境地と見つけて救われた気持ちになった。ただ酔ってクダを巻いているだけではどうしようもないけれど、そこに俳句などの文学的要素が伴って初めて自分の存在価値が出て来る。

御大は、概ねそんな話をされていたように思う。
まさに『酒場詩人のすすめ』である。

わが店に頻繁に来店してくれている北海道新聞社の岩本さんとは、舟句会の北海道支部立ち上げに関してかなり時間をかけて相談を重ねて来た。東京出発前、月末の経理作業やらわが店の諸々で髪を逆立てながら、相談の要旨を企画書めいたものにまとめることも忘れなかった。上京後のばたばたの中にあっても、そいつをいつ、どこで、吉田さんと伊勢さんの時間をもらって説明ご相談するか、頭を離れたことはなかった。

嗚呼、今宵も句会の二次会はこうして四人の時間を得られぬままに終了してしまうのだろう。次の機会はいつになるのやら。明日?


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