GWの浅草。

五月二日日曜日の浅草。
一年中、平日でも人混みの絶えないこの街だけど、さすがにゴールデンウィークともなれば半端ではない。場外馬券売り場近くの通称ホッピー通りはとびきりの好天もあって、午前中から身体にアルコールを供給する人でごった返している。この何十分の一かでものパワーが札幌人にあれば、わがもっきりバルも安泰なのに…

いつもの正ちゃんで煮込みも惹かれたけれど、浅草で唯一と謳う鈴芳の樽生ホッピーをひっかけることにする。鈴芳は、まだおそらくホッピー通りなんてこのストリートの俗称が付けられる前、学生の頃この辺で最初に入った居酒屋だ。昼間から外にテーブルを出して大人たちが酒を飲んでいるのに驚いた記憶がある。

ホッピーのナカソトも好きだけれど、樽生に関しては、絶対氷を入れるべきではないと改めて思った。

午後一時。
浅草初心者の如く、北海道新聞の岩本さんと雷門で待ち合わせ。
それでも会うことができるか不安になるほどの混雑。人いきれ。
これからの類さんとの打ち合わせを前に、北海道サイドの意思統一のために事前に合流したのだ。
午後一時四十五分。
駒形橋のむぎとろで、類さん、句会事務局の伊勢さんと待ち合わせ。
伊勢さんとは昨晩お逢いしたばかりだが、前述のように、あまり記憶がない。三時からの句会を前に、昼飯でも食べながら、とすぐ近所の中華料理屋に飛び込む。

定食を頼み。ビールで乾杯。昼から、樽生ホッピー、珈琲、生ビールと不自然な水分補給が続くなあと思っていたら、
「いやあ、うまい! 今日も昼から絶好調」
と吉田類さん。高知県出身で、高知の観光特使を務めている類さんは、たった今高知から戻ったという。元気いっぱいだ。
この昼席は、現在僕が企画している、今夏の吉田類句会北海道支部旗揚げ記念の講演会&トークショー&公開句会イベントの日程の最終確定会議にあたる。七月の第二週末開催だけれど、詳細はまた近々この場でもご案内しましょう。
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