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2021-04

小樽銭湯の今頃2

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何より辛いのは、久々に訪れた湯屋が廃業しているとき。花園に近いJR踏み切り脇のこちらは、看板は下ろしたものの、まだ建物が残っているからいい。固定資産税やらの関係で、いきなり更地になっていたりすることも少なくない。以前取材させていただいた鹿の湯の建築が消滅した時には、大げさでなく文化的喪失と思った。小樽駅に近いデンキ湯さんも好きだったなあ。名前がまず素敵。小樽市民になった最初から素敵だと思っていた小樽駅近く、国道5号線沿いの稲穂湯は、文字通り焼失してしまった。二度と入ることはできない。

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手宮の亀の湯さんも気に入っていた。看板はもうないけれど、男女別の入口のサインが残っている。内風呂の普及による利用者の銭湯離れ。経営者の高齢化。跡取りの不在。建物の老朽化。燃料の高騰。どこでも同じ話しばかり聞こえて来る。現在小樽に残る銭湯は17軒と聞いた。この一ヶ月だけでも、僕の知っている限りではオタモイの満寿美湯、長橋の都湯が廃業している。

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すし屋通りにある滝の湯温泉は、階段で下ると地下にも浴槽がある2フロアの珍しい作りだったけど、だいぶ前に地下は封鎖したと耳にした。風呂上がりにすし屋で一杯なんて、く~ッ!

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JR小樽駅から最も近いのは柳川湯。商店街のど真ん中にある。

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手宮の日の出湯は、建物外観にしびれる小樽に残された数少ない風呂屋だ。

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手宮辺りにはラベンダーの湯と、一番の中心部、現在のつぼ八の隣にも一軒あった。銭湯が多い界隈には床屋も多い気がする。

ということで、本日は同じく手宮の富士の湯温泉さんにお世話になることに。入った瞬間から番台のおばちゃんが、僕の自前の木桶と木の椅子を見てしきりに「珍しい珍しい」と喜んでくれた。気を良くして思わず長風呂になった。

銭湯は大切な日本の文化やマナー、エチケットの宝庫だ。昔は顔も知らないおっかない親爺に叱られながら、みんなここでそれらを学んだ。みんなが銭湯に行かなくなったから、日本には情けない犯罪が増えたのだと僕は思っている。みんな、銭湯へ行こう! 今行かないと間に合わなくなる。


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