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2021-04

昨日の温故知新。

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来週の小樽ロケの許可取り関係で小樽市役所へ。
話が本題を外れて小樽のアートや歴史的建造物の再利用について盛り上がった。担当の方も、そうした活動に関わっている人たちを応援する気持ちが強い人だった。担当者の昼休み時間、昭和五年の調剤薬局の建物をカフェ、アートスペース、宿に再利用している『旧岡川薬局』のランチに連れて行ってもらった。

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オーナーは地元優良工務店の専務さんなのだが、貴重な建物が後ろ盾もなく、あえなく取り壊されるのを見ていられずに自ら買い取って現在の形にしたのが一年前だという。残念ながら昨日はお会い出来なかったのだけれど、東京横濱で町づくりのプロジェクトに関わったりと、小樽と半々に行き来しつつ、映像アーティストとして活動しながら、東京と小樽を繋ぐ試みをされているのだという。

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通常のカフェスペースも、借り手がいれば何曜日の何時は「その人の店」となり、時間や曜日によって別の顔で営業。あるときはライブハウス、あるときはアートスペースに変貌するのだそうだ。

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かつての調剤室が厨房になっていたり、極力「薬局だった過去」が現在に見え隠れするように演出されているのが素敵だ。

奥の間にも石蔵との折衷エリアに古いグランドピアノが置いてあったりと、そこでも演奏会が開かれることがあるという。

写真家を目指す松本さんが昼間は店を預かっている。彼は栃木県の出身で、小樽に流れ着いて諸々の顛末の後、こちらのオーナーと出逢ったのだという。


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二階の宿泊施設はほとんどが手を加えていない状態。相部屋の和室とベッドの個室もある。いい感じです。

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僕は小樽が好きで横濱から移り住んで来てやがて20年になる。
生きるためには札幌を中心とした経済活動にならざるを得ず、なかなか好きな町にどっぷりと浸かるゆとりなく暮らしてきた。そろそろ…最近強くそう思うようになってきた折も折り。

先日、横濱で再会した高校時代の友人と、横濱と小樽を結ぶプロジェクトを! と語り合ったことの糸口がこの辺りから見つけられないかと昨日は思わず引き込まれた。

国指定の重要文化財・旧日本郵船小樽支社。横濱の旧日本郵船の海岸通り倉庫はBankart というアートスペースになっている。3年に一度開催されるアートイベント『横濱トリエンナーレ』の舞台でもある。

共通項を探せ。明治5年、日本最初の鉄道は新橋(汐留)ー横濱(桜木町)、明治10年には二番目の京都ー神戸、三番目が明治13年の札幌-小樽(手宮)。ありそう、ありそう、なんだかありそう。

繋がること、繋げられる可能性のあることをひとつひとつ。
歴史も時間も人と人も。


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本筋の仕事に戻って、小樽市内のホテル数軒、ショップ等への撮影、取材申し入れを続けた。
最後のホテルから表に出ると、いつの間にかザーザー降りの雨。
天気雨というか、夕陽雨。不思議な情景だった。




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