職人以前。

先日、銭函の木工作のイベントをのぞいて来た。
近所に住んでいるし、主催しているログハウスのトベックスさんは、かつて『ログハウスプラン』という東京の雑誌で何度か取材させていただいたことがある。それなのに、今年で10年にもなるというこの催しを僕はFaceBookのお友達の記事を見てはじめて知ったのだった。

トベックスのログハウス作りで生じた大量の端材を自由に使って、老若男女が無心に木工するというなんとも素敵な趣向なのだ。ノコギリ、錐(きり)、金槌、釘、木ねじなど最低限の道具が用意してあって、あとはそれぞれの想像力とひらめきだけ。

顔を出してご挨拶、ひやかすだけのつもりだったのに、嫌いじゃないのでとりあえず「あったもの」を「あるがまま」にディテイルをととのえたりもせず、ただ組み合わせて、3つほど即席に。
椅子もどきと、

外壁の腰板(未完/もっと幅を増やしたい)、それと庭の簡易棚。それだけ。塗装はまだ。


しばしば訪れながらも、買うのは二十年以上ぶりに浅草から送ったほおずきが、天候不良ゆえか1週間経っても色づかないのが気になっていた。なので椅子もどきは、ほおずきの鉢のためにちょっとしたステージにしつらえた。

で、こんな感じ。
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