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2021-04

小樽を歩く3

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7月30日夜。昼間に足を運んだフォーラムの懇親会がここ、旧岡川薬局で開催された。春に知り合った映像アーティストの福島慶介さんが、取り壊し寸前だったこの建物を私費で買い取り、カフェや宿泊施設として再利用しているのだ。

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カフェ部分は吹き抜けになっていて、ホワイトカフェの名前通り、白を基調としたすっきりしたデザインだ。

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でも心憎いのは、厨房とオープンカウンターは調剤室の外観のしつらえをそのままに、この建物が薬局だった記憶をきちんと留めていること。

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実はこの建物、間口から想像するイメージを遥かに裏切って、奥行きがとても深い。カフェから奥へ踏み込むと、まずソファのあるリビング風のスペースが登場、

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その向かいには疂の小上がりもある。

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廊下の奥にさらに一室。

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石蔵を改造したピアノのあるサンルームだ。

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二階に宿泊用の三部屋があり、こちらは限りなく前オーナーから手つかずのまま再利用しているという。こうしたさまざまなスペースを、福島オーナーのみならず、さまざまな人間がそれぞれの業態、目的に応じて、また時間や曜日によってシェアして運営しようというのが福島さんの目下の試みである。

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各部屋にプロジェクターとスクリーンがある。フォーラム出演者が手がけた、一般の投稿によって作り上げるまったく新しいウェブサイト『LOHABUU OTARU』が投影されていた。
http://otaru.thefareast.asia/

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夜になると福島オーナーの作品はじめ、ゆかりのアーティストたちの映像が建物正面のスクリーンに投影される。FMトランスミッターで音声も飛ばしているので、車内から作品を楽しむことができる。

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フォーラム当事者も関係各位も僕のような部外者も、立場や方法論こそ違え、それぞれがわが町との関わりを熱く語り合った。大好きな町と深く関われるか否かは、どれだけその町を歩き尽くし、足跡をたくさん残せるかにかかっていると思って来た。そしてどれだけその町の人たちと関わり、身の内にその町を取り込むことができるか。

だからその晩僕はさらに小樽を歩き続けていた。
そうした夜がふけて行く。



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