ひさびさナレーション。

ひさしぶりにCMナレーションの仕事でお声がかかった。
昨日、約束の時間10分前にスタジオに着くと、演出の席には早川 渉さんが! 先月クランクアップして、ボクも1シーンに出演させてもらった映画「壁男」(2月18日、26日の日記参照)の監督だ。
少し離れて座ったら、監督がこちらに来て言った。
「星野さんのシーン、ばっちり映ってるから」
この14日に東京での初号試写が決定。即、カンヌに送られる。
「壁男」には風の色のボス山野もソーシも出演しているし(二人はもともと役者だ)、何よりヒサシが制作として作品に関わっているので、13日から東京の取引先各社へのご挨拶かたがた4人で試写を観に行こうと、前日に決めたばかりだった。
昨日のクライアントは、歯舞漁業協同組合さん。
昨日からさっそく店頭に並んでいるという「昆布醤油」の新商品のテレビとラジオのCMである。テレビが10タイプ、ラジオが2タイプというから、随分と力の入った大きなキャンペーンだ。
ご一緒したのは、大好きなTPSの女優にして風の色の仲間でもある宮田圭子。同じく“アーシストボイス風の色”のメンバーで、HTBの夕方の情報番組でも活躍中の岸健介。
早川演出のこのCM、面白い!
ボクは3タイプ(テレビ2、ラジオ1)に声の出演。うち2つは人間ではなく、山羊と犬(のように唸る夫)という役どころ(笑)。犬の夫が宮田圭子だ(彼女は人間だけど)。アニメの山羊のセリフ「はぼまい昆布しょうゆは、ンメェー…」と、なぜか習字を書いている道産子なまりの漁師さん(らしき人/手元しか映っていない)の言い回しが妙に受けて、ボクもまんざらではない気分。
スタジオの外に出ると、冷たい中にもどこか春めいた風が吹いていてなんだか嬉しくなり、うちに帰って赤ワインを開けちゃった。
先日JALさんのホームページのボクのコーナーでも紹介した、わが小樽、北海道ワイン株式会社のフラッグシップ「鶴沼」のツバイゲルトレーベ。
ほどよい重厚感と渋みは、春のほろ苦さか。数日前、ようやくの雪解けで土の間から顔をのぞかせたふきのとうを思い出した。早々の山菜たちは独特の苦みを持っている。
そういえば昨日から4月じゃないか。
そうだ、ふきのとう。あとで、摘みに行こう。
(面白がって読んでもらえたのなら…)
人気blogランキングへ
スポンサーサイト
● COMMENT ●
トラックバック
http://azumashikikuni.blog16.fc2.com/tb.php/98-850fd58e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)